2015-05-13
カルロス・ゴーン氏から、GT-Rのすべてを任され、世界のトップブランドを築いた、水野和敏氏。重さを武器にした設計。ニュルでポルシェに挑み、勝った実力。車の認証許可が無い状態で、アラブの王族に先行販売。広告宣伝費0。

「新しいモノを生み出すのはエンジニアにしかできない」と語る、水野氏、ものづくり魂が詰まった「バカになれ!カリスマ・エンジニア「ゼロからの発想術」」が非常識の連続でおもしろい。

世界初のCPU、Intel 4004が日本人に、嶋正利氏によって創られたものであることに、日本人はもっと誇りをもっていい。電卓(正式名称、電子的卓上電子計算機)のために創られ、後にコンピューターやパソコンの中枢となる画期的発明。この原点を作ってみた。


IchigoJamは、ディスプレイをつながなくてもプログラミングは可能。脳内将棋のように、頭の中で行番号を数えながらプログラミングするのもまた紙テープ時代風味で楽しい。紙とエンピツを使えば複雑なプログラミングだって十分できる!


monobit-0 1bitの足し算しかできないCPU

1秒毎に光るLEDのタイミング(CPUではクロックと呼ぶ)に合わせて、ボタン(または、外部からの信号を入力)によって計算する数を2つ送り(今回は1bitの数を2つ=2クロック分)、その後、2クロックを使って足し算の答をLEDで表示する計算機。0+0=0 から、1+1=2(2進数でいう10)までの4種類の計算ができるCPUのできあがり。

桁数を増やしたり、入力する信号の数を増やして、足し算だけではなく掛け算割り算を追加したり、一時的に数を保存したり、くりかえし計算するように拡張していくことで、複雑なCPUができていく。足し算などは、論理式に置き換えることができ、トランジスタによる論理回路として実際のモノになる。(4004の設計図の一部

1秒1クロック、つまり1HzのCPUなのは人間向けの入力用。入出力する相手であれば、IchigoJamでも1000倍くらいは速くできる。実際のCPUだとスマホでも1GHzオーバー、つまり10億倍も速い。とはいえ、原理は全く一緒で、速く、広く、小さいだけ。

逆に人の速度に合わせたCPUを眼鏡や時計に組み込んだら?
おもしろいものができそうな予感!

遊び=だれかがやったことをまねて創ること
仕事=だれもやったことないものを創ること

原点の創造体験、オススメです!


丹南ケーブルテレビ「週刊丹南見聞録」にて、オープンデータ、IchigoJamを含む、原点回帰の対談が近日放送予定です!
丹南ケーブルテレビ株式会社 自主制作番組一覧

参考リンク
- バカになれ!カリスマ・エンジニア「ゼロからの発想術」
- 嶋正利のプロセッサ温故知新 - 【当時の勉強ノートを公開】世界初のCPU「4004」開発回顧録(1) それは電卓の価格競争から始まった:ITpro
- 嶋正利 - Wikipedia
- 佐野正博「世界最初のマイクロプロセッサ Intel 4004」 (誤:750MHz -> 正:750kHz)

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