2015-09-15
先日のMaker Faireでも大好評だったIchigoJamを使った納豆製造機!
めがねフェスでは、焼却炉のコントロールに使ってるよという驚きの声も!

何かにコンピューターを入れることを「組み込み」と呼び、組み込むコンピューターのことを「組み込みコンピューター」と呼びます。 テレビ、冷蔵庫、クーラー、車など、大小さまざまな組み込みコンピューターが、コントロールの自動化のために使われています。

IchigoJamを使うと、BASICで簡単にプログラムを書くことができ、テレビやキーボードを外して、そのままIchigoJamを組み込んでしまったり(BTN-GND接続でSAVE0したもの自動起動)、CPUだけを付け替えてコンパクトに組み込み開発ができて、お手軽です。

IchigoJamを使った組み込み用途が増えてきたので、新しく消費電力抑制モードを追加しました。ビデオ出力信号を抑え、処理能力を向上させる「VIDEO 0」コマンドの第二パラメーターでクロックダウンに対応しました。 例えば「VIDEO0,2」で通常48MHzで動作しているIchigoJamを半分の24MHzに、「VIDEO0,10」で1/10の4.8MHzで動作させることができます。NXP社によると「LPC1100L・・50MHz:7mA, 12MHz:2mA, 1MHz:840uA」と、クロックを下げると消費電流が下がり、電池を節約することができます。


こどもパソコン「ai.bat.Jam」キット - aitendo - 単三電池版ai.Jam

ボタン電池などでコンパクトに長時間動作させるなどの用途にお使いください!

クロックダウンに対応したファームウェア1.1beta4のダウンロードは、Facebookグループ「IchigoJam-FAN」のファイルへどうぞ!

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