福野泰介の一日一創 - create every day

まちの未来はジブンゴトに!オープン=変われる強さ - オープンガバメントサミット2015 in 鯖江

2015/10/31
#sabae #opendata #event 

2013開催から2年越し開催、オープンガバメントサミット in 鯖江!「まちづくり、自由参加」

第1部テーマ:鎌倉&鯖江のトップに聞く「愛され地方のつくりかた」
歴史と変革のまち鎌倉市から鎌倉市長の松尾さんとカマコンバレー/OMOTENASYの今村さんを招き、鯖江市長、前回サミットから誕生したNPO法人エル・コミュニティの竹部さんを交えて、愛され地域についてディスカッション。

歴史長い鎌倉市、保守的になりそうなところ全くの逆、ZenHackの開催など、新しいことへの理解と実行が魅力とのことで、納得です。 地域活性化プランコンテストデータシティ鯖江JK課ゆるい移住など、次々と変わる鯖江市にも通じます。 居住地以外に親しみを感じる地域がある人、80%(dentsu調べ)という驚きの数値には、どんな地域も大きく変わる可能性を感じます。

参加を促すツールのひとつ、オープンデータ。鎌倉市役所職員給与データのグラフ化は、議論の元になってよかったとのうれしい声!平成26年度版のデータも公開されていたので、比較できるアプリへと改造してみたところ、大きな変化がありました!

鎌倉市役所人件費、概要比較表示アプリ」 何がどう変わったか元データ辿って詳細を見て、自分で検証、グラフ化、アプリ化、公表できるのがオープンデータの良いところ!

全員参加のまちづくりが夢と語る、両市長。市民参加を待つのではなく、こうしたイベントに参加し続けてくれ、変化を恐れずチャレンジする姿勢が、きっと何より響きます。 となれば、後は市民側のターンです。 カマコンバレーの鉄の掟「全部ジブンゴト」、まちづくりに不満をぶつくさ言っても始まらず、ジブンゴトとしてまずは参加しようというオープンな雰囲気、どんどん広げていきましょう!

参加から提案。提案から実行へ、ステップアップする道筋も明らかな鯖江の「提案型市民主役事業」。 来年度への募集事業数は102、総額1億円を突破しました! 数万円という小さなものから、数十万円、数百万円と身の丈に合わせた、様々なチャレンジできるフィールドがあります! 鎌倉市でも、検討中とのこと!? Code for Kamakura の立ち上げ準備の話もあり、ますます地域間連携が熱くなりそうです。


第2部テーマ:民主主義を見直そう「未来の地方議会のカタチ」
登壇された港区議で昨年のマニフェスト大賞最優秀受賞者の清家さん、朝日新聞編集委員の曽我さん、食べる政治の増沢さん、モデレーターは、元リクルートで元流山市議で若者と政治をつなぐ、NPO法人ドットジェイピー顧問の松野さん! 第1部を受けて、松野さんから飛び出す、日本で実現できる議会を置かない「直接民主制」を実現する裏ワザの紹介!

> 第九十四条  町村は、条例で、第八十九条の規定にかかわらず、議会を置かず、選挙権を有する者の総会を設けることができる。
> 第九十五条  前条の規定による町村総会に関しては、町村の議会に関する規定を準用する。
地方自治法より)

離島など、過去2例あったそうですが現存はなし(Wikipedia)。長野県の人口856人玉滝村で議会で議論されつつも2006年に否決。 「王滝村が突きつける直接民主主義の挑戦」に、ネットを使った町民総会の可能性について、大臣からも発言あるなど、深掘りしてみたい話題です。

子育て中の不満をきっかけに区議になった清家さん、元新聞記者・フリーランス経験もあり、ママ視点で必要な情報を自ら取材、公表するブログは、毎日3,000-4,000アクセスあり、さまざまな意見が集まるそうです。 行政が手間をかけずとも、必要なデータが市民に行き渡るオープンデータと、それを使ったアプリが開発され(例、かなざわ育なび.net、横浜市金沢区)、意見が行政に直接届けられるようになったのはITによる大きな変化です。

曽我さんから、既存のメディアは「古くてできてないことは叩きやすく、新しくていいことを褒めにくい」と紹介。清家さんや、増沢さんのように新しい視点でのメディア、市民一人ひとりが情報発信することがますます重要になっていきますね!
これからは「議員を褒める文化」が重要になる! - 増沢諒【政治は面白い!】


第3部テーマ :みんなで創る新しい社会「官民イノベーション」
売上2兆円SAPの日本法人SAPジャパン吉越さん、売上2400億円Yahoo!JAPANの中島さん、売上420億円パシフィックコンサルタンツのグループ会社IPCの湯浅さん、モデレートするのは売上10兆円のIBMを辞めたプロフェッショナルコネクター勝屋さん! 世界を動かす大企業の人たちがなぜ、SAPの従業員ほどの人口しかいない鯖江に集まっちゃうのか。それは、肩書に囚われない個と個のつながりにありと勝屋さん。

会場をも巻き込む情熱パネルディスカッションでは、学生団体withで今回運営スタッフをしてくれている学生からの一歩踏み出す方法に対する質問にも、それぞれから温かい回答「熱く話す、何度も話す by 中島さん」「週4飲む、SNSで発信する by 吉越さん」。 ギブ&ギブの精神で、内外それぞれ発信し、発信し続けることが大切なようです。

財務省から鯖江市への2年間の出向で来ている地方創生統括官の三上さんからのとんがった質問もナイスでした!オープンはオープンを呼ぶ力があります!


多くの笑顔がうまれたオープンガバメントサミット in 鯖江!

世界中で探求が進むイノベーションや山積する難題に対するソリューション、意外とシンプルな「楽しい」に埋まっているのかも。the next Sabae をお楽しみに!

関連ブログ
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CC BY 福野泰介 - Taisuke Fukuno / @taisukef / high-res profile image