2015-11-13
たまに気になる大気汚染指数の一種、PM2.5。IFTTTを使ってスマホに通知がくるように設定したので、だいぶ安心できるようになりました。

家庭や公共の場で広く知ってもらうために無線LAN接続する家電をつくってみます。 要の部品は、このわずか500円で買える格安無線LANチップ「ESP-WROOM-02」!


秋月電子の使いやすい変換基板を通じて、下記のように接続します。
1. 3V3 を3.3Vに接続
2. GND, IO15 をGNDに接続
3. RST, EN, IO2, IO0 をプルアップ(10kΩを通じて3.3Vへ)
4. TXD をUSBシリアルのRXDへ
5. RXD をUSBシリアルのTXDへ

サーバーのJavaのプログラムで、鯖江市のPM2.5の数値をシンプルなテキスト形式で返すように更新しておきます。
http://sabae.club/pm25/1/fukui/sabae.txt

ひとまずPCで、USBシリアルを使って115,200bpsで接続し、次のコマンドを順にやっていくことで、PM2.5の数値が取得できました!

1. アクセスポイントへ接続

AT+CWMODE=3 AT+CWJAP="SSID","PASSWORD"

※SSID, PASSWORD は、接続する無線LANのアクセスポイントの値を置き換えてください

2. HTTPリクエスト発行し値をゲット!

AT+CIPSTART="TCP","133.242.236.70",80 AT+CIPSEND=57 OK > GET /pm25/1/fukui/sabae.txt HTTP/1.0 Host: sabae.club Recv 57 bytes busy s... SEND OK +IPD,213:HTTP/1.1 200 OK Content-Length: 3 Content-Type: plain/text Connection: close Set-Cookie: cid=cid-000001510366A7390481BA4B6009174D; expires=Tuesday, 01-December-2015 01:11:06 GMT; path=/; domain=sabae.club 8 CLOSED

PM2.5の値、8μg/m3と今は平和なようです。
※ 133.242.236.70 = sabae.club のIPアドレス、80 = HTTPの標準ポート番号

あとは、IchigoJamなどのマイコンから使って、LEDやサーボモーターを使って派手に表示する部分をつくればできあがりです!
ボクにもわかるIchigoJam用 Espressif ESP8266 ESP-WROOM-02 無線LAN ワイヤレス通信実験
工作と小物のがらくた部屋: 格安無線LANモジュール ESP8266 (ESP-WROOM-02) お試しのつづき。

なんと、この500円無線LANチップ、Arduino IDEを使ったり、JavaScript/Python/Luaなど、直接プログラムを書き込むこともできるそうです。
ESP8266(ESP-WROOM-02)自分的まとめ - 半空洞男女関係
技適済み格安高性能Wi-FiモジュールESP8266をArduinoIDEを使ってIoT開発する為の環境準備を10分でやる方法 - Qiita

楽しいIoT、どんどん加速しそうです!

Tweet
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
本ブログの記事や写真は「Creative Commons — CC BY 4.0」の下に提供します。記事内で紹介するプログラムや作品は、それぞれに記載されたライセンスを参照ください。
CC BY / @taisukef / アイコン画像 / プロフィール画像 / 「一日一創」画像 / RSS