福野泰介の一日一創 - create every day

ものづくり好き x 学べるという気づき - IchigoJamで逆ポーランド計算機づくり

2015/12/06
#KidsIT #IchigoJam #opendata 

福井市ふく+(ふくたす)で開催されたプログラミング&電子工作ワークショップは、受付開始2時間で定員10人がいっぱいに! 14人の小中学生がパソコンのはんだ付けとプログラミングを楽しく体験してくれました。最年少の小学1年生の子も自分ではんだ付け!


Q. プログラミングを学ばせるべきか?時期は?
A. プログラミングは、電池をつないで豆電球を光らせるくらいの基本です。ゲーム好きなら今すぐに!
・・・とはいえ、無理強いは禁物、子供の興味をもった時がベストで、そのうまい継続方法は日々探求中です。

こどもの頃は誰もがものづくり好き、それは現代でも変わりないようです。静岡の図画工作オープンデータによると小学5年生の96%が「図画工作が好きだ」と答えています( 国立教育政策研究所教育課程研究センターにも同様のデータあり)。 ただ、残念なことに年を重ねる毎にものづくり好きが減っていきます。それはきっと、自分には向いてないと現実を見た気になってしまうのでしょう。

昔、紙などの工作で夏休みの自由研究でつくった南の島、クオリティーが低くとても満足できるものにはなりませんでした。 ミニ四駆のボディーワークも、どうにも思い通りの形にできず、きっと大人はスゴイ機械を使っているに違いないとあきらめました。

ただ、運がいいことにファミコンを通じて、自分で何でも作れるプログラミングという世界を知りました。 当時の愛読書はパソコンのマニュアルや仕様書、何ができるかワクワクしながらあれこれつくって遊んだことが、振り返って最高の学習手段だったと気づきます。

高専へ進学して出会ったパソコン通信。人に伝え、フィードバックが即時にもらえる楽しさが、いろいろWindows用のアプリをつくるモチベーションを後押し。 後に登場したインターネットとWebによってそれはグローバルに広がりました。困ったときに助けてくれる世界中の人々。まさに生きた教科書でした。

世界中どの業界でも必要とされているイノベーション、その根源はものづくりです。

誰もがもっている、ものづくりが好きだという気持ち。
加えて必要なのはたったひとつ、何でも自分で学ぶことができるんだ!という気づきです。

自分でできた喜びは自信にかわり、新たな疑問や夢や理想が、次のものづくりへとつなげます。

= おまけ =
プログラミングを学び始めたきっかけ話で登場した、逆ポーランド記法で動く電卓、YHPモデル97の話。
100均でも売られている電卓は、今日のコンピューターの大元です。

1 'R-POLISH CALC 10 S=0 20 CLS:IF S FOR I=0 TO S-1:LC0,23-I:?"[";I;"]=";[I];:NEXT 30 LC0,0:INPUT N 40 IF N=0 C=SCR(1,0):IF C!=ASC("0") GOSUB 70:GOTO20 50 [S]=N:S=S+1 60 GOTO 20 70 IF C=ASC("+") [S-2]=[S-2]+[S-1]:S=S-1 80 IF C=ASC("-") [S-2]=[S-2]-[S-1]:S=S-1 90 IF C=ASC("*") [S-2]=[S-2]*[S-1]:S=S-1 100 IF C=ASC("/") [S-2]=[S-2]/[S-1]:S=S-1 110 IF C=0 S=S-1 120 RETURN

使い方:数を入れてエンター、数を入れてエンター、+-*/いずれかを入れてエンターで計算してくれます
例:(3+5)*3 を計算するには 3,5,+,* の順にいれます、これが逆ポーランド記法といいます、なぜポーランド?


配列をスタックという便利な使い方をするのがポイントです。
40行のちょっとしたテクニック、INPUTコマンドは数の入力を受け付けるので、数じゃないものが入力された時0になります。その際画面上の文字を取得するSCRコマンドを使って計算処理をさせるサブルーチンへと分岐させています。

逆ポーランド計算機 on IchigoJam

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CC BY 福野泰介 - Taisuke Fukuno / @taisukef / アイコン画像 / プロフィール画像