2013-01-22
第一回jig.jpアプリコンテスト、通称裏プロコンの受賞作品の発表がありました。今日、明日と受賞者インタビューをお送りします。今回は、優秀賞「うざいリマインダー」の作者、石川高専の山元翔太さん。

福野:優秀賞、受賞、おめでとう!受賞できると思ってた?
山元:ぶっちゃけいけないと思っていました。

福野:それはなんで?
山元:本当はもう2つくらい機能追加をしたかったんですが、間に合わなかったんです。

福野:その機能って?
山元:タイマー機能とtodo機能です。

福野:そうなんだ、でもその機能もしあったらダメだったかもよ?(笑)
山元:えーそうなんだ(笑)

福野:うざいメモ、シンプルさがいいところ!まず、名前がいいよね!いつ決めたの?
山元:初めからこのネーミングに決めてました。朝は登校時には雨が降っていて傘を使って通学したけど、帰りは雨が止んでいて傘を持って帰るのを忘れるというシチュエーションが度々あったので何とかしたい!って思ったのがアイデアのきっかけなんです。うざいメモがあったらいいなーと思って創っていたら、なんだかリマインダーっぽくなってきて。

福野:このアプリはコンテストのエントリー前に、誰かに使ってもらった?
山元:いいえ、自分で使ったくらいです。自分では、意外と役に立つなーと思って使ってたんですよ。

福野:このアプリってAndroidならではのアイデアだよね。ユニークって観点で、iPhoneではできないってところは狙ってたのかな?
山元:Androidでこそのアイデアだ、とは気付いていました。

福野:エントリー後は、誰かに使ってもらった?
山元:はい、でもクラスの友達やI研(石川高専の情報系部活、電子情報研究部の略称)担当教官からは割と酷評だったんですよ(苦笑)

福野:意外だね。僕は憎いなーって思わせる工夫が好きだよ。確かにうざいけど、ユーザビリティを邪魔しない。
山元:そこは意識していました。

福野:半透明にするとか、もう少しアレンジは色々考えられるのかもね。
山元:そうですね、GooglePlayに出品してありますので、ユーザフィードバックを参考にブラッシュアップしていきたいです。

福野:ところで、大賞を逃したのはなんでだと思う?
山元:んー色々、諸々バグがあったからですか?

福野:はは(笑)全然違うねー。あくまでも評価軸は、ユニークであること1点。パッと見の突き抜け感が足りなかったね。 山元:そう言われると、確かに…(笑)

福野:来年は、このコンテストをどのようにすると面白くなりそう?
山元:参加者を拝見すると、高専生が多かったように思ったので、もっと外から(高専以外から)もどしどし参加して欲しいなー。あと、応募作品すべてを公開して誰でも見て使えるようにして欲しいです。

福野:そうだね、貴重なアドバイスありがとう。ここは運営側でもっと改良して行きますね!ゲーミフィケーション的に、誘えば誘うほど楽しくなるコンテストになるといいなーと思ってます!そう言えば、山元君、来年も学生だよね?
山元:はい、来年は高専5年生です。次回の開催も楽しみにしています!僕もどんどんこんなコンテストがあるよって、後輩に広めて行きたいですね。

福野:次は最優秀賞を採りたい?
山元:はい、もちろん、頑張りますよ!

福野:では最後に「挑戦者求ム!」的なコメントをお願いします
山元:いろいろなコンテストはありますが、jig.jpさんのアプリコンテストはこれから益々面白くなっていくとのことなので、きっとエントリーする学生もたくさん集まってきて競争率も上がることが予想されます。なので、学生の皆さん、賞品狙うなら今のうちっ!


15秒毎にどのアプリを利用していても強制的に浮かび上がるうざさがユニーク。絶対に忘れたくない、ここぞ!というときに最適なライフハックアプリ。通知機能とは違い振動も音もなく、かつメモ部分が操作に影響しないさりげなさなど、適度なうざさが工夫されていて良い。(審査講評 by 福野)

ダウンロードはこちらです!
うざいリマインダー - Google Play (Android アプリ)

次回開催もお楽しみに!
【第1回】jig.jpアプリコンテスト2012 ~ 受賞作品の発表 ~ トピックス | プレスルーム | jig.jp(ジグジェイピー)

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