2017-07-19
内閣府の地方創生担当、特命担当大臣、山本幸三さんの鯖江市視察。
めがね会館にてオープンデータに関するプレゼンと意見交換させてもらいました。


鯖江市長プレゼン、「データシティ鯖江」オープンデータとお試しサテライトオフィス事業の取り組み
山本幸三地方再生担当大臣鯖江市をご視察|『さばえ.jp』百さんのブログです


続いて、オープンデータで地方創生
オープンデータで世界に広げる新産業!鯖江市の教育政策、シニア活用とも連動。
今年3/2、内閣府副大臣の石原さんにもご紹介した、鯖江産パソコン「IchigoJam」にも驚いてもらえました。

時代は、人の数より手数、コンピューターやロボットの手を自在に動かす人次第。
「もし〜だったら、〜する」実行すると決めたアクションは、プログラミングして任せてデータ取りしましょう。


例えば、アナログ測距センサーの値を ANA() コマンドで取得しつつ、一定の数になったら LED を光らせる IchigoJam BASIC のプログラム

10 LED ANA()>800:GOTO 10 RUN

数年前より遥かに多く整理されたデータを見て、最後に判断(やる、やらないは、デジタル)するのは、人です!
オープンデータ化が進み、広まり、つながることで生み出される新しい知見を味方につけましょう。

コンピューターの謎、探求編
実際、試してみると、LEDの明かりがチラチラと結構ゆらぐのが気になります。


こちらオシロスコープで見た、IchigoJam U でアナログ距離センサーを動かしている時の電源線の様子。


IchigoJam U の電源投入時の変化。150u秒ほどで安定した3.3Vになることがわかります。
150u秒といえば、150秒の100万分の1という極一瞬のようですが、48MHzで動くIchigoJamのCPU、LPC1114は7200命令こなしてしまう時間に相当します。


IchigoJam T の電源投入時の変化。Tでは、コンデンサを0.1uFから10uFへと増やしたことで安定化しました。

コンピューターが電気で動いているということは、こうしてゆらぐアナログ電気信号を絶妙なバランスで切り取って使うこととした先人達の知恵の上に成り立っていることを実感できます。
なぜコンピューターは計算が速いのか? 電気回路で計算ができる謎を解く

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