2018-02-02
初期費用約1万円、月額64円で1万回、ネットとの通信を実現するデバイス、sakura.io!(くわしい料金体系
sakura.ioIchigoJamを接続するには、sakura.io通信モジュールの他に、ブレイクアウトボードと、電圧レベル変換モジュール(PCA9306)が必要です。

ちょっとした電子工作をして、組み立て終わったら、ジャンパー5本(ver1.3未満の場合は6本)接続したら、早速IchigoJam BASICでIoTプログラミング!

- データ発信!

LET[0],2593,19457,N,0,0,0,N>>8^N^102:?I2CR(79,#800,13,#820,3)

- データ受信!(Fが1の時受信成功、0は受信キューが空)

LET[0],48,48:?I2CR(79,#800,3,#820,22):F=[16]!=5:N=[18]:?F,N

接続方法と使い方を紹介した、自分で学べる IchigoJamプリント、sakura.io編

sakura.ioでネットにつなごう - IchigoJamプリント」(PDF)
配列を使って、コマンドに必要な文字数の削減に成功!

IchigoJam接続用、ブレイクアウトボードのつくりかた

ブレイクアウトボードPCA9306ジャンパー線(黄、青、緑、赤、黒、白)を準備します。


1. 袋から出して並べます


2. 電圧レベル変換モジュールPCA9306とブレイクアウトボード、ピンヘッダーを2ピンにカットし、SCL/SDAの部分に、ピンの短い方を底にし、はんだづけ


3. PCA9306の2ピンと、白ジャンパー線の片方を曲げて、PCA9306に裏から差し込みはんだづけ。
ブレイクアウトボードのSPI_CSに接続はしないので注意。


4. 白ジャンパー線のもう片方は左側LDO_OUT(1.8V)にはんだづけ。
I2Cの電圧をsakura.ioの1.8VからIchigoJamの3.3Vに変換します。


5. 黒いジャンパー線、裏側をはんだづけ


6. ブレイクアウトボードのできあがり!
通信モジュールをセットして、IchigoJamのCN5に、上から黄、青、緑、赤、黒の順に差し込めばOKです。
早速IoT実験に取り掛かりましょう!

* sakura.io のバージョンが、1.3未満の場合、左側の6番ピンWAKE_INがプルアップされていないと動作しません。
動かない場合は、6番ピンをプルアップ(抵抗通じてVCC接続)か、VCCなどに接続して、ファームウェアを更新しましょう。

sakura.ioファームウェアバージョンアップの方法
LEDが一回点滅になり、ネットに接続されていることを確認してから下記コマンドを実行。

' unlock POKE#800,#A8,4,#53,#6B,#72,#61,#87:?I2CR(79,#800,7,#820,3):?PEEK(#821) ' firmware update POKE#800,#A9,0,#A9:?I2CR(79,#800,3,#820,3):?PEEK(#820),PEEK(#821)

ファームウェアを更新すると、一旦リセットがかかります。
バージョンを確認してみましょう。

POKE#800,#A2,0,#A2:?I2CR(79,#800,3,#820,35):?STR$(#822) v1.3.0-01-170906-4103948c) OK

無事、ver1.3になりました!
WAKE_INの内部プルアップが設定されているので、白ジャンパー線は外してもOKです。
次のバージョンアップで省電力対応!?楽しみですねっ

links
- sakura.io ハンズオン データ発信編
- sakura.io ハンズオン データ受信

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