2018-07-09
数、苦手意識ありませんか?

数に強いコンピューターを使いこなせれば、怖いものなし!
総務省統計局で、統計データを活用してみるプログラミングイベント開催決定です。
総務省|プログラミングで統計データを活用してみよう! -夏休みイベント「子ども統計プログラミング教室」の開催-

統計局企画のプログラミング、2015年、2016年に続く、3回目の第一弾は東京開催!
2015年「IchigoJam、こどもプログラミングハンズオン教材「ゲームととうけい」スライド公開
2016年「はじめてのとうけいプログラミング in 滋賀大学 (総務省統計局企画) 人口減少シミュレーション on IchigoJam
新発売のIoT対応のIchigoJam、IchigoSodaを使って、参加者全員のデータをIoTで集めて統計の楽しさも実感してもらいます。

リリース記念、統計とプログラミングに興味もった子供向けの応用編!
「IchigoJamで偏差値を計算してみよう!」

たくさんのデータをざっと眺める基本は平均。IchigoJam BASICで実験してみましょう。
6人分のテストの点数を配列にいれ、総和を人数(N)で割って、平均(A)を求めます。

10 N=6:LET[0],50,70,100,80,70,60 20 A=0:FORI=0TON-1:A=A+[I]:NEXT:A=A/N:?"A:";A

平均点だと50となる偏差値を計算するには、平均との差を2乗したものの平均(B)の平方根(ルート)を計算します。 2乗の計算の逆、精度はいまいちですが0から順に2乗しながらループを使ってだいたいの値(O)を求めることにします。(参考、偏差値 - Wikipedia

30 B=0:FORI=0TON-1:B=B+([I]-A)*([I]-A):NEXT:B=B/N:?"B:";B 40 O=-1:FORI=0TO1:O=O+1:I=O*O>=B:NEXT:?"O:";O

あとは偏差値を求める計算式を使って、全員分の偏差値を表示するだけ。

50 FORI=0TON-1:X=[I] 60 T=10*(X-A)/O+50 70 ?"X";I;":";X;" T:";T 80 NEXT

(RUN on IchigoJam web)
テストの点数、みんな同じだったらどうなるか実験してみましょう
その時は、便宜的にみんなの偏差値を50と表示するように、プログラムを改造してみましょう。

データをキーボードから簡単に入力できるようにする方法はこちら(人数が多かったり、数が大きいと計算がおかしくなることも確認しておきましょう)

10 N=-1:FORI=0TO1:INPUT[N+1]:N=N+1:I=[N]=0:NEXT:?N

統計とプログラミング、開催は2018.7.26(木) 9:30-と14:00-の2回開催です!
この夏、プログラミングをはじめてみたい!という小学5〜6年生が対象です。
総務省|プログラミングで統計データを活用してみよう! -夏休みイベント「子ども統計プログラミング教室」の開催-


鯖江、Hana道場では小学生5年生2人、楽しく修行してました。

楽しい作品を作って「PCNこどもプロコン」にチャレンジ!

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