2013-03-26
これからの社会、新たな可能性を示す言葉のひとつにビッグデータというものがあります。

人類、70億人が日々行なっている行動は、本人が意識して記述するブログや投稿の他だけでなく、あるサイトでのクリック、また街頭のカメラや、センサーなどほぼ無意識の内に収集されるデータも含めて、膨大な量になります。気象環境など、人類の活動以外のデータも含めると、一体毎秒どのくらいのデータが増えていっているのでしょうか?

このような従来のデータベースソフトでは処理しきれないような量のデータのことをビッグデータと呼びます。ビッグデータのおもしろいところは、何かの切り口でこの分析することで、今までにない知見が得られることにあります。風が吹けば桶屋が儲かる的に、一見関係無さそうなどこかのデータがものすごい価値につながっていたりするわけです。

Web検索は、Webという膨大なデータ群から特定のキーワードに関連するものと、関連する広告を表示することによって莫大な利益を生み出しました。今後、ビッグデータは、より構造化されたデータ構造、RDFが普及していくに従い、さまざまなデータ同士がつながり、新しい価値が生まれることでしょう。

まずはそれほどビッグではないデータからでも、何か具体的な価値創造の事例を創ってみたいと思います。

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