2019-05-27
小学校で習う不等号記号を使って囲むことにしたものをタグと呼びます。

<!DOCTYPE html> <html> </html>

<!DOCTYPE html> と最初に書くと、HTML5モード、現代HTMLとしてブラウザが解釈してくれます。
<html> これがHTMLタグ、同じ中身でスラッシュで始まる </html> までが、HTMLです。

<!DOCTYPE html> <html> <head> </head> <body> </body> </html>

HTMLタグの中に、HEAD(頭)とBODY(体)を追加します。こういう入れ子構造(ツリー構造)で作っていきます。

<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="utf-8"/> <title>simple - A-Frame</title> <script src="https://aframe.io/releases/0.9.2/aframe.min.js"></script> </head> <body> </body> </html>

HEADには文字コードや、タイトル、拡張したいものなどを書きます。
グローバル社会における文字コードは、utf-8(ユニコードの可変長エンコード体系)が標準です。 (ファイルの保存も utf-8 にしておかないと、文字化けするかも)

index.html と名前をつけて保存して、ブラウザで開いてみましょう。まだ中身(=BODY)がないですが、タイトルに注目!

<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="utf-8"/> <title>simple - A-Frame</title> <script src="https://aframe.io/releases/0.9.2/aframe.min.js"></script> </head> <body> <a-scene id="scene"> <a-sky color="#000000"></a-sky> <a-plane rotation="-90 0 0" width="50" height="50" color="#333333"></a-plane> </body> </html>

VR空間(=asscene)に背景(=a-sky)と、地面(=a-plane)を作りましょう。色(=color)は、赤緑青の順、0-255まで16bit2桁を3つ続けて#と合わせて表記します。 a-で始まるタグは、WebVR用のフレームワーク A-Frame による拡張タグです。HEADで読み込ませたので使えます。

<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="utf-8"/> <title>simple - A-Frame</title> <script src="https://aframe.io/releases/0.9.2/aframe.min.js"></script> </head> <body> <a-scene id="scene"> <a-sky color="#000000"></a-sky> <a-plane rotation="-90 0 0" width="50" height="50" color="#333333"></a-plane> <a-sphere position="0 1.5 -2" radius=".5" color="#EF2D5E"></a-sphere> <a-box position="2 1.5 -2" rotation="0 0 0" width="1" height="1" depth="1" color="#4CC3D9"></a-box> <a-cylinder position="-2 1.5 -2" radius="0.5" height="1" color="#FFC65D"></a-cylinder> </a-scene> </body> </html>

球(=a-sphere)を、自分の位置を原点として、真ん中、右へ1.5m、奥に2mの位置(=position)に置きます。同様に箱(=a-box)と円錐(=a-cylinder)も置きました。


simple WebVR - A-Frame
マウスやタッチで視点を動かせます。


PCの場合カーソルキーで移動もできます。

3Dゲームも作れちゃうような気がしてきましたね!
プログラミング言語、JavaScriptを使うと、この3D空間を自在に操れます。

jig.jpロゴを作ってみたものがこちら。

jig.jp logo WebVR - A-Frame


Oculus Questだと、寄ってみたり、歩き回れたりするので楽しさが格別です。
スマホへ画面を転送し、録画しました。

Oculus Quest、Oculus Go、スマホVRを使って自分で作った空間に入ってみましょう!

福井高専でも Oculus Quest は大好評!

スゴイ → もっとやってみたい → 自分でも作ってみたい → じゃあ、作ろう!
この流れは、小学生でも高専生でも一緒です。

HTMLで作る自分だけの3Dホームページ、JavaScriptを学べば画面転換、アニメーションや、ゲームまで!
高専は教えてくれるのを待つところではなく、自分で学び放題な5年間を楽しむところ。

広大でなお広がり続ける技術の世界へようこそ!

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