2019-11-01
結論、できる!
ただし、コンピューター自体の仕様であるマシン語へ都度翻訳する、インタプリタ型の IchigoJam BASIC では無理。

真の力を引き出す、マシン語と、プログラミング言語の世界をのぞいてみよう! for 福井高専電子情報工学科1年生。


IchigoJamのハーフキット、はんだづけからスタート!


つないで、LED1、光った!完成! (90分1コマちょっとでほぼ全員完成、はんだごての準備などをしておけば短縮可能、失敗した人用完成版もいくつかあるといい)


授業としてははじめてのプログラミング!


LEDが点滅するロボットの仕組み、かわくだりゲームによるアプリづくりの基本を小学生向けの3倍速で紹介!
IchigoJamは、本当に1秒に5000万回計算できるのか!? 〜IchigoJam マシン語入門〜(keynote/PDF)」
はんだづけから、はじめのいっぽ、ゲームづくりまでの資料はこちら!アレンジ自在のオープンデータ。
一度やったら大丈夫、きっと先生として小学生に教えられますよ!


IchigoJamは、本当に1秒に5000万回計算できるのか!? 〜IchigoJam マシン語入門〜(PDF)」
今回初公開、マシン語入門!かわくだりゲームまでやった人向け、小学生でもきっとOK!


100円のコンピューターがなんと1秒間に5000万回!・・・でも、本当に?


実際測ってみると、VIDEO0で表示を消してもせいぜい1秒に1000回・・・、遅い!
その理由は、IchigoJam BASICがインタプリタ型のプログラミング言語だから。


マシン語ではなそう!


IchigoJamのCPU、NXP LPC1114の説明書と、Armの説明書をまとめてできた、マシン語表


足し算は、Rd += u8 を使う!


2進法、10進法、16進法の変換は IchigoJam BASICのコマンドでも簡単!


マシン語をメモリに書き込んで、USRを使って呼び出し!(呼び出し元にかえる #4770 がないと、どうなっちゃう!?)


マシン語で足し算のループを作ろう!


1000回でも1万回でもCLTとTICK()では1/60秒未満で測定不能なので、ループ回数を100倍に!


ビデオ表示を消して、1ループ1000万回になった!プログラムとマシン語表のサイクルを見てみると、確かに1秒間に5000万回計算できてることが判明!


実は、CPUだけだと、最新のCPUでも、1つだけならたかだか40倍くらいしか変わらない。
3D計算やAIなど、特定の計算に特化したハードウェア(GPU)の活用が、圧倒的計算力を活かす鍵!


圧倒的パワーが魅力なコンピューター。いろいろたのしいものつくっちゃおう!


好評だったNT鯖江2019、来年のNT鯖江2020の開催は、2020/10/3-4が有力!
見に来るだけでももちろん歓迎、でも、せっかくなら、なにかつくって出展しよう!

links
- はじめてのマシン語 - IchigoJamではじめるArmマシン語その1
- 福井で初開催!なにかつくろう、NT鯖江2019! ダイジェスト動画と交互連打で目指せ世界記録ゲーム!

Tweet
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
本ブログの記事や写真は「Creative Commons — CC BY 4.0」の下に提供します。記事内で紹介するプログラムや作品は、それぞれに記載されたライセンスを参照ください。
CC BY / @taisukef / アイコン画像 / プロフィール画像 / 「一日一創」画像 / RSS