2013-08-25
110円のモバイルコンピュータ、LPC1114を開発するミニマムキットを紹介します。
ハードウェア編、ソフトウェア編の前後編の今回は前編です。
今年のマッシュアップアワード(MA9)は、フィジカルコンピューティング x シビックハックが熱い!?


このようにパソコンと接続してプログラムを転送すると・・・


電源だけつなげば単体で動作します。

極力安く簡単にフィジカルコンピュータを実現するセットを紹介します。まず、作成するコンピュータの部品と開発キットをそれぞれ揃えます。開発キットは1つあればokです。作成するコンピュータの部品は、必要に応じてご用意ください。下記はLEDのみの最小構成です。

作成するコンピュータの部品
- LPC1114FN28 110円
- 電池ボックス 単3×2本用(フタ付プラスチック・スイッチ付) 80円
- ミニブレッドボード BB-601(白) 150円
- 高輝度3mm青色LED SLR343BCTT32(10個入) 100円
計440円(送料別、すべて秋月電子)

開発キット
- タクトスイッチ 10円 x 2 = 20円
- ブレッドボード用JPワイヤー 100mm×10本 オス-メス 199円
- ブレッドボード・ジャンパーコード(オス-オス)(10cm)20本セット 150円
- USB-UART変換モジュール 600円
計969円(送料別、購入先が3箇所あります・・・)

組み立て方
- LPC1114のISPとGNDの間にタクトスイッチをつける
- LPC1114のRESETとGNDの間にタクトスイッチをつける
- 電源ボックスをGNDとVDDに接続
- USB-UARTのTX/RX/GNDをLPC1114のRX/TX/GNDにそれぞれ接続

思ったより簡単そうな気がしてきませんか?では、ソフトウェア編をお楽しみに!
ご興味ある方、フィジコン部へ、どうぞ!

Tweet
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
本ブログの記事や写真は「Creative Commons — CC BY 4.0」の下に提供します。記事内で紹介するプログラムや作品は、それぞれに記載されたライセンスを参照ください。
CC BY / @taisukef / アイコン画像 / プロフィール画像 / 「一日一創」画像 / RSS