2013-09-30
Code for X (Xは未知数のX、Sabae、Kanazawa、Japan、Americaなどが入る)という、特定の地域に向けてコード(Code)を書く(=アプリを作る)という活動が注目されつつあります。ただし、課題はその担い手。データシティ鯖江のアプリケーションのページを見ていただくと、私の名前がずらずらと・・・。そこで注目したのがシニアです!

ソフトバンクモバイルによるiPad無料貸し出し、鯖江市高年大学&データシティ鯖江、jig.jpによる開発環境と、それぞれ協力して実施したシニアIT講座、本日いままで作成してきたオープンデータを元に、オリジナルアプリを作るという最終講座を行いました。使用したのは、こどもプログラミング教室で活躍してきた、JavaScriptを使った本格プログラミングを気軽に体験できる「progrun」のオープンデータスペシャルです。

「まずは丸を描いてみましょう」Code for Sabae 原さんによるプログラミング教室が始まり、iPadを使ってはじめてのプログラミングです。色がきらきらと変わった時、車がアニメーションした時のうれしそうな歓声が印象的でした。

丸と四角しか使えないシンプルなプログラミング環境ですが、素材を組み合わせてつくるプログラミングの醍醐味は十分に味わってもらえたようです。サンドームで開催された鯖江市消化技術大会の時にiPadで撮影されたオープンデータを使った、消防車アニメーション。「こちら」で実際動くものとプログラムがご覧いただけます。

成果発表会には鯖江市長もかけつけてくれIT先進地、データシティ鯖江における社会参加への感謝と激励をいただきました。その様子は、早速市長ブログ「シニア向けプログラミング講座|『さばえ.jp』百さんのブログです」でも紹介されています。

この成果発表の様子は、鯖江のオープーデータの取り組みと共に、福井のテレビ局、FBCさんの夕方のニュース「おじゃまっテレ」で放送され、早速参加してくれたシニアの方の喜びの声が、Facebookを通じて入ってきました。(福井の方にしか見ていただけなかったのが残念!)

タブレットを持ったシニアがまちを巡回しながら、ステキな箇所、危ない場所を写真を民間オープンデータとしてアップし、アルバムとしてまとめたり、アプリを作ったりするとステキかもしれない。それは実に効果的に回りました。今回作成されたアプリは、こちらのリンク「みんなのアプリ」から実際見ることができます。

ご参加いただいたシニアの方、機材協力いただいたソフトバンクモバイルさん、シニアの方との接点をいただいた鯖江市役所さん、取材し番組化記事化していただいたメディアの方々、そして Code for Sabae をお年寄りに!と無茶を聞いてくれたメンバーや協力いただいた方々、ありがとうございました!そして、これからにもご期待ください!


(シニアプログラミング体験中の写真アルバム、CC BY Code for Sabae /
https://c4.sabae.cc/ へリンクしお使いください )

- 参考リンク
その他、シニア関係記事
100人体験!こどもプログラミング教室 in おもしろフェスタ
オープンな姿勢の人々から生まれる鯖江のオープンデータ | finder

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