2013-11-21
先日のMashupAwards9にてCodeIQアプリ賞をいただいた件の記事が公開されました。オープンデータを通じて、プログラミングに幅広く関心を持ってもらい、子供に世界に発信する力を持ってもらうことにつながればうれしいと思っています。CodeIQさん、すばらしい賞をありがとうございます!

jig.jp福野泰介氏開発の初心者向けプログラミング環境が「CodeIQアプリ賞」を受賞 #MA9|CodeIQ MAGAZINE

CodeIQさんと言えば、先日気になる記事「バイナリアンになろう!『たのしいバイナリの歩き方』 #book #binary - CodeIQ Blog」を読み、懐かしさと共に、速さへの追求の原点を思い出させてもらえたので、受賞記念に紹介します。

jig.jpのjigは、実は速さを表しています。速いテンポで踊るアイルランドのステップダンスと記述された手持ちの辞書が命名の決め手です。どんなに機能的であっても、遅くていらいらさせるソフトウェアはありえない。サクサク動くことへのこだわりは、中学生の頃でした。

プログラミング言語の一種、BASICという言語を覚え、その速度に満足できなくなったら、次勉強するものは機械語、別名マシン語でした。マシン語でかかれたゲームの圧倒的にスムーズな動きに誰もが魅了され、憧れたはずです。

コンピュータが直接理解する言葉は、メモリからレジスタと呼ばれる一時記憶領域との出し入れ、足し算などの計算、条件による実行順の変更など、基本的な命令を数値化したものになります。ただの数値だと扱いにくいので、アセンブリ言語というそれぞれ数値に対応する命令に置き換えて、実際のプログラミングは行います。

今ではアセンブラというアセンブリ言語を機械語に変換する無料ツールが揃っていますが、中学生の頃の持っていたパソコン、MSXはアセンブラがちょっと高価なものだったので、解説書を見ながらまずは手で書いたZ80アセンブリ言語のプログラムをひとつずつ手で機械語に変換していく、ハンドアセンブルということをやっていました。キャラクターがびゅんびゅん動いた時の感動は忘れられません。

現代の子供には、何が感動の体験となるのか?この「progrun」を含め、いろいろ試していきたいと思います。

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