2014-02-18
東京都多摩市、人口15万人、住みやすさで定評があるまち。本日、多摩市の市議、遠藤ちひろさんが鯖江視察にいらっしゃいました。打ち合わせ場所は、鯖江の商店街内にある鯖江市営の店舗「らてんぽ」。学生が自由に使える拠点として、2007年7月にオープン。以来、鯖江市地域活性化プランコンテストを筆頭に、さまざまなイベントや、その準備の打ち合わせなどに使われています。

学生がもつ無限の可能性は魅力です。誰だって元は学生。自分のことを思い返すと、学生の頃の環境が与えた影響は、今を決めたと言えるほど大きいものでした。ネットによってほぼあらゆる知識を、どこにいても手に入れられるようになり、社会のルールががらっと変わった現代。学生のもつ可能性を広げるちょっとしたコトが、世界を変えることにつながる可能性もまた人類史上最も高くなっています。

とはいえ、一朝一夕で成果はでるものではなく、ひとつひとつの腰を据えた取り組みが大事だったと思います。鯖江市役所が長い目で「らてんぽ」事業を継続してくれていることには大感謝です。学生活動のコアとなった地域活性化プランコンテストは今年ですでに7年目、データシティ鯖江、Code for Sabaeなど、オープンな取り組みに飛び火し始め、いよいよおもしろいことになってきました。

学生とオープンデータ、共通の魅力は未知。どうなるか分かっているものはすでに過去。未来を創るには暗闇に一歩踏み出す勇気が必要です。とはいえ、大航海時代と違って、現代日本で取るリスクは大したものではありません。必要なのは、未知という明るい可能性を信じて、トライ&エラーを繰り返す覚悟と、それを楽しむマインドのみ。

地域活性化プランコンテスト出身者が多く、jigの拠点がそれぞれあるなど、人と人とのつながりが深い東京と鯖江。データでのつながりもできると大きいですね!東京都のオープンデータの先駆け、期待してます!


(遠藤さんを囲んで記念撮影、鯖江市地域活性化プランコンテスト仕掛け人、竹部さん)

福井県鯖江市>商店街学生活動拠点施設「らてんぽ」オープンイベント」 - 2007年7月オープン時の記事

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