2014-08-23
大賞賞金50万円にルクセンブルク訪問が副賞の豪華コンテスト、A3(エーキューブ)2014。主催の日経BP社さんと Code for Sabae 共催による「禅ハッカソン in 鯖江」を鯖江市内の禅寺「萬慶寺(ばんけいじ)」開催。アイデア創出編です。


ITPro 菊池さんよりご挨拶。SONY Smart Watch2 / Smart Band / iBeacon / NFC など多数のおもちゃ、持ってきていただきました!集合時間から開始の時間まで、参加者は自由に触ってもらえるようにしておき、開始後のイントロでそれぞれガジェットの簡単な説明と質疑応答。アイデアづくりに進みます。


今回のアイデアの創り方(改良版)
1. テーブル毎にテーマを割り振る(生活、観光、防災、スポーツ、教育)
2. 素材シートを元に、素材カード(技術カード、オープンデータカード)を創る
3. テーマに沿った課題を1つずつカードに書く
4. 課題カードと素材カードをそれぞれシャッフルして机の真ん中に裏向けて積む
5. ひとりずつ課題カードと素材カードを1枚ずつ引く
6. いいアプリ案ができたらアイデアカードに書き、発表する
7. 自分の手持ちのカードを出して、アイデアをふくらませる
8. ひとしきり盛り上がったらカードをひとまとめにしておいておく
9. 使ったカードを補充して6へ、カードが無くなるか時間が来たら終了

素材シートとして、今回持ってきてもらった Smart Watch2 や Smart Band、Oculus、Google Glassなど、各技術のできることと、扱うためのスキルがまとまったものと、鯖江市のオープンデータの一覧を書いたものを用意。今回、開始前の時間、テーマ発表前にそれらから使いたい技術やデータをピックアップしてカードを創ってもらったのは失敗。各テーブルに予めテーマがわかる札を掲げておき、それに沿ったものを創ってもらうとよりすばやくいいアイデアがまとまりそう。素材カードは予め創っておくのもあり。


アイデアを深めるために、各チーム半分ずつ、他のチームのところを5分きざみで巡ってもらいました。外部の視点も含めたショートディスカッションで、アイデアを磨きます。いくつか巡ってもらったあと、自分のやりたいテーマを選んでもらい、人数を若干調整したらチーム分け完了。今回防災人気が高く、スポーツがなくなった代わりに、防災が2チームできました。


こちらテーマ観光のテーブル、課題の渋滞をSmart Bandでイライラ度を計測して解消しようというアイデアが盛り上がりました。


10時スタート、12時でチームもテーマも決まってランチタイム。ここで大失敗。30名での昼食、適度にばらけようとするも大型のイベントとも重なり、鯖江商店街近くの飲食店は混雑気味。らてんぽでちょっと長めの歓談タイムとなりました。こんな時、スムーズに案内できるアプリを用意したい!


待ちの時間、呉服のあめやさんで、魯山人氏の大看板を見たり、


老舗、大黒屋さんで和菓子を買ったり過ごしました。大人数の場合、ランチはまとめて用意しておいた方が開発に集中はできそう。また、みんなでフィールドワークする場合、テーマは観光などに絞って、小テーマで分けるなどが良さそうです。


14時過ぎ、住職さんに萬慶寺、鯖江藩第7代藩主、間部詮勝(まなべあきかつ)氏の描いた本堂天井絵を鑑賞しながらのミニツアー。


後編の発表編へと続きます。

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