2014-09-20
デザインは伝達、アートは表現。伝わることを前提としなくてもいい後者は自由でいい。ニーズから入るマーケットイン、技術から入るプロダクトアウトに似ている。技術によるものづくり好きな高専生と、河和田アートキャンプに集まる学生の相性がいい理由かもしれない。

2004年7月18日、福井を襲った集中豪雨。漆器やメガネのものづくりの集積地、鯖江市河和田地区は多大な被害受ける。継続的なボランティア活動としてスタートした河和田アートキャンプが10年目を迎えた。伝統技術は、毎年夏にやってくる多様な若者と交わり、新しい息吹が次々と生まれている。継続は力。河和田に定住する若者、地域のいろいろな仕事につき、地域住民ともつながり、作品とともに継承されていく蓄積。

河和田アートキャンプOB/OGも集まる夜のイベントで感じたパッション。すべてを飲み込むアートの貪欲な包容力。復興フェーズを終え、創造フェーズへと、力強く進む次の10年が熱い!


「作品:10年のキセキ」
鍋と漆器塗りの椀と膳などの蓄積と未来を示す。


「木工体験」
河和田地区内にある工房も、オープンに子供を含めた体験ワークショップを開催。子供の頃から地域のチカラとタカラに触れるのは大切。大人になってもったいないことをしたと気づいても遅い。


「再開」
河和田アートキャンプの参加者で、鯖江在住経験者とのうれしい再開と、祝福の「梵」GOLD。


「河和田ホットドッグ チリソース味」
河和田アートキャンプ学生によるお手製料理も魅力。勝手に命名。


「ほおば飯・・・っぽいもの?」
北陸の味、ほおば飯っぽさがあり、京都の風味が混ざる魅力。


「古民家で見る異世界 (by Oculus DK2)」
うれしいことに、福井高専出身で、建築デザインを先行する10年目にして初の福井出身学生による学生代表!強烈な体験が創造を解放する。


「古民家ビンゴ」
リノベーション中の古民家に集まる、若いチカラ!それだけで価値という恵まれた時代。


「サバエの企み」
仕掛け人、片木先生を囲んでの鯖江談義。新しいiPhone 6 はインカメラもちょっと綺麗かも。iOS8のセルフタイマーは便利!


「美しい100均工作」
鯖江、河和田に根ざす地域住民としての提供できるチカラ、IT。楽しみです!

河和田アートキャンプ、9/21 グランドファイナル!
10:00 わんこままんが:そばふるまい
10:00 まるやまかふぇ
11:00 蔵Cafe
11:00 田んぼダンス
12:00 おにぎりパーラー
13:00 はしっこキッチン:はしっこおはし後編
14:00 河和田パン屋さん
河和田アートキャンプスケジュールより
うるしの里会館までつつじバスか、車でいくと周辺ガイドがあります!(ココイク

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