2014-11-20
「まちの自由度=人や社会が選択可能な未来の幅」を幸せの尺度とする。
未来のまちのステキさを測る尺度は?鯖江市役所JK課プロデューサー、若新雄純氏の答は「自由度」。

鯖江市役所JK課が今年誕生してから、きれいなまちにしたいと「100人でゴミ拾い」、スイーツを創ってみたいと「JKスイーツ」、アプリを創ってみたいと「図書館空席チェッカー sabota」、さらに「ふなっしーとの共演」も実現。JK課を応援しようと誕生した鯖江市OC課、おばちゃんならではの提案で鯖江市が動いた「トイレのピクトサイン」、クリスマスに向けたイベント「友活」。

時代が求めていたのは、自由な活動ができるプラットフォームだった。
慶応SFCの研究発表イベント「SFC Open Research Forum 2014 - PROTO UNIVERSITY」より


「Preliminary Session 「LIVE」 / SFC Open Research Forum 2014 - PROTO UNIVERSITY

牧野百男(鯖江市市長)、脊山麻理子、濱野智史、熊坂賢次、若新雄純によるトークセッション

鯖江市未来創造フォーラムで活動資金協力を訴えた、JK課メンバー。使い道が予め決まらない予算を取ることはできず、時間もかかるのが行政予算のつらいところ。鯖江市が採った日本自治体初となる新しい一手「自治体クラウドファンディング」。ネット上で誰もが自由に寄付を募ることができるプラットフォームを鯖江市が市民主役のまちづくりの新しい推進力として持つと発表。

クラウドファンディングはWeb社会ならではの資金調達方法として、Facebook社が2000億円で買収した、新世代HMD「Oculus」など多数のプロダクトを生んでいる。新IchigoJamで使うビスケットボードや、ステキLED照明 Siphonなど、日本発のユニークなプロダクトも増えており、鎌倉の「iikuni」など地域を良くする活動へと幅も広がっている。


慶応SFC卒業生プロデュースのアイドルグループ「PIP

今年誕生した新コンセプト「アイドルをつくるアイドル」のアイドルグループ「PIP(Platonics Idol Platform)」。総合プロデューサー濱野智史氏によって、アイドル候補生達へアイドルとしての成長する場づくりそのもの、プラットフォームが解放された。次々と限界を迎える大人が用意した型、その常識を打ち破るその当事者が直接、型をも創ることができるWeb社会。アイドルも、自治体も、当事者と応援する人共に一体となって取り組む理想が現実化している。


変わったペンライトを持つ人に聞くと、慶応SFCの授業でライブがあって、PIPファンになったという。このペンライトはiPhoneと連動するWoT(Web of Things)。アイドルライブが授業として日常の延長にあり、最新技術を応援活動にさらりと使う若き世代に最大限の自由を提供していきたい。


盛り上がった、市長と一緒に鯖江から始まる世界戦略会議。また新たな企みが始まりました。知見創伝、実際鯖江に行って、何か創ってみたくなった方にぴったりなイベント「第2回 おとな版鯖江市地域活性化プランコンテスト」。私も教育をテーマにしたお題、提供しています。鯖江市役所JK課が生まれた第1回目。今年は何が起きるやら!?2015/1/17-18、世界一自由なまち、鯖江にお越しください!参加エントリー締め切り、11/22(土)23:59。


おとな版鯖江市地域活性化プランコンテスト

Tweet
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
本ブログの記事や写真は「Creative Commons — CC BY 4.0」の下に提供します。記事内で紹介するプログラムや作品は、それぞれに記載されたライセンスを参照ください。
CC BY / @taisukef / アイコン画像 / プロフィール画像 / 「一日一創」画像 / RSS