2024-04-24
ここは日本の西海岸、北陸。テーマは、北陸からいかに世界的スタートアップを創出するか?

北陸情報情報通信協議会 令和6年度定期総会にて、B Dash Venturesの渡辺さんと、局長の菱田さんがモデレートする対談。よそ者にとても優しい北陸の人たち、日本の中でも日本らしさが残る北陸を売りに、世界中から変な人を集めましょうと提案。


石川高専の越野さんと、起業を目指す高専生、荒木くんも来てくれました!


「qrmaker」
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技術のまち北陸から毎日届ける一日一創、4498日目は、QRコードのSVG出力。データは、リアルとサイバーをつなぐインターフェイス。日本生まれのQRコードはその接点となる技術であり、世界中に広まっています。オープンソースでオフラインで気軽に作れるQRコードツール「qrmaker」の画像解像度を10倍高くし、SVG出力にもβ対応しました。


βなのは、SVGへの変換時に一部ミスが発生することが分かったためです。機を見て「dot2svg」のバグを修正するので少々お待ちください。待てないかは修正チャレンジ&プルリク、お願いします。

links
- ドットパターンからきれいなポリゴンSVGを生成するアルゴリズム dot2svg
- QRで刻む時、機械に読ませる置き時計、qrclock

2024-04-23
WiFiQRが好評だったので、QRネタを続けます。人ではなく機械に見せる時計であれば、アナログ時計でもデジタル時計でもなく、QRコードによるデータ化が便利です。


「qrclock」
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人間でも、スマホのカメラを通すと時間を読むことができます。
ネットワークが使えない場所で、時刻合わせする時に使えるかも。
QRコードをクリックすると、フルスクリーン表示。

WiFiQRのように、DateTimeQRをvCardと合わせてISO8601ベースの仕様「DateTimeQR.js」を日時ライブラリday-esの拡張と合わせて作ってみましたが、iPhoneとの相性が悪かったので、通常の日時の文字列格納としました。


QRコードを印刷してもきれいに使えるように、qr-code拡張タグにdotsizeパラメータ指定で解像度の高いQRコード生成に対応。WiFiQRの印刷にご活用ください。

ようこそデータの世界へ!
今週末は、福井市福井駅前加藤ビル5F FWI Studioにて、サイバーフライデー!

links
- ストップWiFiパスワードの手打ち、WiFi QRメーカー&リーダー
- 名刺を忘れた!?そんな時、QR名刺メーカー!

2024-04-22
#js 
その場のWiFiにつなぎたい、でも、SSIDとパスワードの入力は面倒ですよね。
そんなとき、WiFiのQRコードがあれば、スマホのカメラでかざし、すぐ接続できて便利です。

でも、課題が2つ
1. WiFiのQRコードが作成されていない
2. パソコンからつなぎたい

解決するアプリ「WiFi QR Maker」を作りました。

「WiFi QR Maker」
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機能は2つ
1. SSIDとパスワードからWiFiのQRコードを生成
2. カメラからQRコードを読み込みSSIDとパスワードを表示

会議室やお店でゲストWiFiを使ってほしい方、ぜひ活用ください。
プログラムは、HTML/CSS/JavaScriptでできた70行1ファイル「index.html
肝は、こちらWiFiQRクラスのencodeとdecode class WiFiQR { static encode(ssid, pass) { return `WIFI:T:WPA;S:${ssid};P:${pass};;`; } static decode(wifi) { const parse = (name) => { const s = wifi; const n = s.indexOf(name + ":"); if (n < 0) return ""; const m = s.indexOf(";", n + name.length + 1); if (m < 0) return ""; return s.substring(n + name.length + 1, m); }; const ssid = parse("S"); const pass = parse("P"); return { ssid, pass }; } }; QRコード作成はqr-code拡張タグ、QRコード読み取りはqr-code-reader拡張タグでできています。

デザインなどかっこよく作ってくれる方、大募集のオープンソースです。
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- 名刺を忘れた!?そんな時、QR名刺メーカー!

2024-04-21
WindowsもMacも対応、オープンソースで無料で使える基板作成ツール、KiCADでオリジナル基板をつくろう、第二弾。目玉のかわいい基板づくりの方法です。


紙に描いた絵を写真で撮り、収まるように切り取った画像ファイルを作ります。


KiCADのメインメニューからイメージコンバーターを起動。


元の画像をロード、サイズの横と縦、大きい方の数を100mm以内の作りたい大きさに設定します。(100mm、10cm角以内の基板は安く作れます)


KiCADのメインメニューからPCBエディタを起動。


貼り付けると、オリジナルデザインのシルクスクリーンが登場します!


続いて外形づくり、レイヤーから、Edge Cuts を選択。


編集しやすいようにスナップするサイズを「0.0100mm」に変更しておきます。


「ポリゴンを描く」を選択し、地道に外形を作っていきます。
(DXFファイルがインポートできるので、画像から自動的に滑らかな外形データを生成できると良さそう。手頃なツールがなければ作ってみるのま楽しそう)


描いた外形の点はずらして調整できるので、納得いくまで動かします。
外形できあがり!

次は、部品の配置です。

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