国立高専、正式には「独立行政法人 国立高等専門学校機構 〇〇工業高等専門学校」と長い。
高専は日本独自の教育カリキュラム、「高専はKOSENであり訳さない!」と、高専機構理事長の谷口さん。

高専の英語サイトは「KOSEN」とシンプルで目立つ表記。

こちら、高専の日本語サイト、文字が長い。
もし改名すれば各学校は相当シンプルになる。例えば福井高専で、次のように12文字短縮。
「独立行政法人国立高等専門学校機構 福井工業高等専門学校」
「独立行政法人高専機構 福井高専」
ちなみに、福井高専のドメインは、fukui-nct。
以前の英語名称 Fukui National Collage of Technology だった頃の名残り。
現在書いてある訳語「National Institue of Technology」は、国立の研究所?と誤解を生むだけなので削除したい。

初開催となる、高専の未来を語る会、食事しながらざっくばらんスタイルで開催(写真ぶれでスミマセン)
高専機構谷口理事長による高専への熱い思いからスタート!

高専OB、10名による、3分間で自己紹介と高専の未来への提言!

高専機構と高専卒起業家。
未来の高専に関して、提案、提言は多岐に渡った、2時間半にも及んだ、愛あるディスカッション。
次回も楽しみです!
1つ、追加の提言「高専の目的を変更」
現行の目的:深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成する
新しい目的:深く専門の学芸を教授し、複雑な世界に対処できる能力を育成する
専門性はそのままに、国際バカロレアのエッセンスを混ぜ、社会との関わりを強化しました。
職業という言葉は従事するイメージが強く、起業家、イノベーターに結びつかないので廃止希望。
(教育の基本理念(目的・方針)に関する教育基本法の規定の概要)
* 過去、改正の動きもあったようです

生きる力は、変化できる力、創り出す力。高専起業家OBパワー発揮していきましょう!
(*OBは、OB。boyの意味は忘れます)

この日のお昼は、専攻科インターン成果発表会のため石川工業高等専門学科へ。
この看板をパッと見て高専だと認識できる人は少ないと思ったほうがいいでしょう。
ここも「石川高専」とすれば、わかりやすいし目に付きやすい。

高校で必修となるGIS、高専ではもう一歩先いっておくべきですね。
jigインターン生、ナリによるSPARQL入門はこちら。
「SPARQL初心者の学習日誌 :: 開発者サイト|オープンデータプラットフォーム」

福井県内のIT企業と、地域ICTクラブで開催した、越前がにロボコンを大会前からサポートしてくれました!
高専生の実践力と、地域とIT力が共にアップするローカルロボコン、ローカルプロコン、ぜひ広めたい。
約3ヶ月という長期インターンを専攻科(5年卒業後の2年間課程)にて実施している石川高専。インターンについて発表する学生は皆、社会との関わりで学ぶ大切さを感じている様子。
まさに体験に勝る学習なし。できるだけ早いタイミングでのインターンと、その単位認定化を進めると、一層強い高専生になるでしょう。
地域のおもしろい企業の社会人による招待講義や、地元自治体へのヒアリングなど、実社会との接点を増やし、成果を埋めば、知名度問題、やる気問題共に解決!

女の子向けのプログラミングを実践する、神戸高専出身、激レア高専卒女性起業家、幸田フミさんとも再会!
「児童養護施設の女児のために、働く女性ができること。:FUMITALK – FUMIKODA JOURNAL【フミコダ】」
高専生の女性割合は20%。海外での工学部では女子の方が多いなど、性差の問題ではなく、日本の問題。
理系思考と女子比率が低い、日本の特徴は、小中学校の先生が理系ではないことがきっと原因。
(日本の女子高生はなぜ理系になりたがらないのか | 舞田敏彦のデータで読み解くDUALな疑問 | 日経DUAL、)
理系、かつ、自分に近いお兄さんお姉さんから学ぶプログラミングによるインパクトは大きく、文系男子偏重を正す大きなチャンス!
「総務省|若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業|「IchigoJamでものづくり」~地域人材を活かして行うもの作りを通した科学技術体感型授業~」福井高専学生が小学生向けメンターに
「高専生が伝える小学生プログラミング at スゴイ津幡町まちなか科学館、高専生先生の意気込み&感想動画 / KidsVenture x 石川高専」
こちら本日の装備品、コンパクトにまとめた光るネクタイ LPC810 x 単4電池バージョン。

七色に輝くネクタイのプログラム(LPC810をあやつろうを使って、IchigoJamから書き込む)
10 POKE#700,0,4,0,16,33,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,223,251,255,239,47,72,223,33,1,96,47,72,1,104,3,34,210,67,17,64,1,96,45,72,45,73,1,96,45,72,12,33,1,96,1,36,36,7,50,38,48,2
20 POKE#746,32,96,0,32,0,33,2,70,2,42,0,221,3,58,0,35,1,37,40,66,0,208,51,70,91,26,0,43,0,218,91,66,163,84,127,180,0,240,21,248,0,240,51,248,127,188,33,74,163,24,31,70,3,63,3,58,1,59,1,63,61,120
30 POKE#784,29,112,1,58,249,209,1,49,177,66,221,209,1,48,6,40,217,209,215,231,24,72,33,70,21,76,4,34,128,37,11,120,34,96,43,66,8,208,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,34,96,7,224,0,0,34,96,0,0,0,0,0,0
40 POKE#7C6,0,0,0,0,0,0,109,8,233,209,73,28,1,56,228,209,112,71,7,79,1,63,253,209,112,71,128,128,4,64,16,0,4,64,192,193,0,64,191,255,255,255,0,32,0,160,0,35,0,160,128,26,6,0,96,0,0,0
50 A=#700:L=256:LRUN1
SAVE0
NEW
1 'LPC810 Writer
110 UART3,2:OUT2,0:OUT1,0:WAIT9:OUT1,1
120 CLS:?"?":GSB@R
130 ?"Synchronized":GSB@R
140 ?12000:?:GSB@R:GSB@R
150 ?"A 0":GSB@R:GSB@R
160 ?"U 23130":GSB@R
170 ?"W 268436096 ";L:GSB@R:UART1,2:LC0,-1:FORI=0TOL-1:?CHR$(PEEK(A+I));:NEXT:UART3,2:LC0,6:?
180 ?"P 0 0":GSB@R
190 ?"E 0 0":GSB@R
200 ?"P 0 0":GSB@R
210 ?"C 0 268436096 256":GSB@R
220 OUT2,1:OUT1,0:OUT1,1:LED1:END
300 @R:K=INKEY():IF K=13 K=INKEY():WAIT9:RTN ELSE CONT
SAVE1
LRUN0
続いて、電子工作。

単4電池2本の電池ボックスをDOUT側5VとGNDへ。
制御用マイコン LPC810 のVCC、GND、PIO0_2 を、DIN側の5V、GND、DINにはんだづけ!
asm15、Armマシン語のプログラムはこちら
(IchigoJamで慣れた小中学生向け「やさしいArmマシン語入門」を読むと解読できます)
DATA L #10000400 ' stack
DATA L #21 ' entry point
DATA L 0, 0, 0, 0, 0
DATA L #EFFFFBDF ' VALID_CODE = 0x100000000-0x10000400-0x21
@ENTRY
R0=[@SYSAHBCLKCTRL]L
R1=#DF 'SWM, GPIO, I2C:off, FLASH, FLASHREG, RAM, ROM, SYS
[R0]L=R1
R0=[@FLASHCFG]L
R1=[R0]L
R2=3 ' flash no wait: set 0b00
R2=~R2
R1&=R2
[R0]L=R1
R0=[@PINENABLE0]L
R1=[@PINENABLE0_DATA]L
[R0]L=R1
R0=[@GPIO_DIR0]L
R1=`1100 ' PIO0_2 and PIO0_3
[R0]L=R1
@MAIN
R4=1
R4=R4<<28 ' = RAM #10000000
R6=50 ' =V
R0=R6<<8
[R4]L=R0
' HUE
' R0, R1: loop ver
' R4 : ram
' R6 : V
' R2, R3, R5, R7 : temp
@HUE ' R4 color address
R0=0 ' 0 to 5, =I
@HUE_LOOP1
R1=0 ' to T, =H
@HUE_LOOP2
R2=R0
R2-2
IF LE GOTO @HUE_SKIP1 ' if A>2
R2-=3
@HUE_SKIP1
R3=0
R5=1
R0&R5
IF 0 GOTO @HUE_SKIP2
R3=R6 ' =V
@HUE_SKIP2
R3=R3-R1
R3-0
IF GE GOTO @HUE_SKIP3
R3=-R3
@HUE_SKIP3
[R4+R2]=R3
PUSH {R0-R6}
CALL @WS2812B
CALL @WAIT
POP {R0-R6}
@SLIDE_DATA
R2=[@LED_N]L
R3=R4+R2
R7=R3
R7-=3
R2-=3
@SLIDE_DATA_LOOP
R3-=1
R7-=1
R5=[R7]
[R3]=R5
R2-=1
IF !0 GOTO @SLIDE_DATA_LOOP
R1+=1
R1-R6 ' =V
IF !0 GOTO @HUE_LOOP2
R0+=1
R0-6
IF !0 GOTO @HUE_LOOP1
GOTO @HUE
'WS2812B x1 driver
'param
' R4 - address (B, R, G)
'use
' R0 - data count (ex WS2812B x 3) == 3
' R1 - address (B, R, G)
' R2 - OUT value
' R3 - data value
' R4 - GPIO address
' R5 - bit count
@WS2812B
R0=[@LED_N]L
R1=R4
R4=[@GPIO_NOT0]L
R2=`100 ' PIO0_2
@LOOP_DATA
R5=#80
R3=[R1]
@LOOP_BIT
[R4]L=R2
R3&R5
IF 0 GOTO @ZERO
NOP
NOP
NOP
NOP
NOP
NOP
NOP
[R4]L=R2
GOTO @JOIN
@ZERO
NOP
[R4]L=R2
NOP
NOP
NOP
NOP
NOP
NOP
@JOIN
R5=R5>>1
IF !0 GOTO @LOOP_BIT
R1=R1+1 '+6clock
R0-=1
IF !0 GOTO @LOOP_DATA
RET
'WAIT
'use
' R7 - wait count
@WAIT
R7=[@WAIT_N]L
R7-=1 'wait R7*3+1 clock
IF !0 GOTO -1
RET
' init
@SYSAHBCLKCTRL
DATA L #40048080
@FLASHCFG
DATA L #40040010
@PINENABLE0
DATA L #4000C1C0
@PINENABLE0_DATA
DATA L #FFFFFFBF
@GPIO_DIR0
DATA L #A0002000
@GPIO_NOT0
DATA L #A0002300
' WS2812B
@WAIT_N
DATA L 400000
@LED_N
DATA L 32*3 ' length of WS2812B * 3
高専機構も後援、PCNこどもプロコン2018。
過去最多作品数を集め、現在審査に入っています。
高専賞の受賞者には、宮崎県、都城高専が主管校となる高専プロコン30周年記念大会への招待が決定!
「第30回都城大会(2019) 2019/10/13-14」
お楽しみに!