オープンデータという言葉が広まり始めています。その実態はWebAPIです。オープンデータは、かつてWeb2.0と言われた頃の、Facebook、Twitter、GoogleMapsなどによるWebAPIの登場と、さまざまなアプリケーション連携が進んだことの延長線上にあります。

APIとは、Application Programming Interface つまり、アプリを作るための窓口です。かつてAPIと言えば、文字を書く、ファイルを作る、マウスなどの入力を受け取るなど、1台のコンピューター内部に閉じたものが中心でしたが、現在では、Webを通じて、明日の天気予報を取得するとか、ある地点での地図を表示するとか、知人へと簡単に伝えられる「いいね」ボタンなど、APIの適応範囲は大きく広がりました。

オープンデータとは、Webを通じた連携のひとつです。そのデータを集約、再構成し、利用者にとって喜ばれるサービスとして提供するスタイルは、まさにWebAPIそのもの。行政によるWebAPI提供、つまりオープンデータが活発化すると、Webの世界は、また新しい広がりを見せることになります。

結論、meta viewportからwidthの設定を消せば、スタータスバーを除く画面いっぱいを使ったWebアプリになります。

事の発端は、「iOS6が Single App Mode を搭載で超絶進化!! iOS6で最も恩恵を受けるのは実はエンタープライズ!! | 関西/大阪のiPhone・iPadアプリ開発 feedtailor Inc. 社長ブログ」で紹介されていたiOS6の新機能、iPhone/iPad/iPod touchを専用端末化できてしまう、アクセスガイド(設定、一般、アクセシビリティ、アクセスガイド)、通称 Single App Mode 機能。この機能を使うとそのiPhoneなどが、指定した1つのアプリのみ使える状態になるので・・・

・小さい子供が不用意にホームボタン押してしまうのを防げる
・子供に使わせたくない機能を使わせないようにすることができる
・iPhoneなどを専用端末化できる(注文システム、受付システム、その他業務システムもろもろ・・・)

と、利用シーンが大きく広がります!(ホームアプリを入れ替えできるAndroid並に!)

ただ早速、apple-mobile-web-app-capableを使った、Webアプリの実験を思って作ってみたのですが、このように隙間が空いてしまいます。ワイド化する前のiPhone/iPod touchとの互換性のためだと思われますが、解除の仕方が分かりません。



Apple公式情報にも記述なし
Safari Web Content Guide: Configuring Web Applications

とりあえず情報待ちかと思っていたら、「iPhone 5やiOS 6端末でGoogleマップのWebアプリをフルスクリーン表示する方法 - もとまか日記」を試すとなんとフルスクリーン化できている!希望が見えたので、いろいろ調べた結果、冒頭でのviewportのwidthを突き止めた、というわけでした。

めでたしめでたし!

惜しいのは、この Single App Mode から抜けるためのパスワードがわずか4桁の数字であるところ。
ここはぜひ、パスワードの自由入力を可能にしてほしい。(でないと、大人数から使われるシーンでは使いづらい)

PR: 一日一創、269コ目のWebアプリを公開しました!

地球上の位置を表す新方式、Geo3x3の提案です。

・Geo3x3(ジオスリーバイスリー)
地球上の範囲を表すコード。
WまたはEで始まり、領域が細かくなるほどコードが長くなります。


例)
日本E37
中部E3792
福井県E37924
福井県鯖江市E3792198
鯖江市西山公園E379219883
鯖江市西山公園のトイレE379219883294
※範囲が狭くなるほどコードが長くなり、範囲が含まれるかどうか前方一致で分かります

アルゴリズム
1. 地球全体を東半球(E)と西半球(W)の領域に分ける。
2. 領域(初回は緯度180度、経度180度分)を9分割し、該当位置を1~9の数値で表す(1が北西、5が中央)。
3. 必要な領域の大きさになるまで、2を繰り返す。

クリックすると書き換わるURLを場所の共有用に使えるGeo3x3サンプルアプリはこちら

JavaScriptのソースコードはこちら「https://fukuno.jig.jp/2012/geo3x3.js
ライセンス:CC BY-ND(互換性保持のためにND)
いろんなアプリケーションにどうぞご活用ください。

同様な表記方法に、LocaPointGeohashGeoHexがあります。


今年のテーマは「一日一創」と2012/1/1に決めてから、110日が経過しました。今でも毎日欠かさず続いています。外でも一日一創のことに触れてくれる人もいたり、これをきっかけに毎日何かやることを始める人がいたりと、うれしい限りです。

一日一創の三大効果
1. 技術が分かる - 実際使って創ってみるのが一番
2. 情報が得られる - アウトプットは最大のインプットなり
3. 新しい意欲が湧いてくる - 創造は創造の母

ねとらぼさんに掲載いただいたので、こちらもご覧ください。
おすすめアプリなど紹介しています。
日々是遊戯:目指せ1日1アプリ! jig.jp社長の「一日一創」、ただいま100アプリ突破 - ねとらぼ

継続と創造は力なり!
一日一創、おすすめです

2010年からjig.jpが加盟しているウェブ周りのいろいろを決める組織、W3C(ワールドワイドウェブコンソーシアム、読み:ダブリュースリーシー)で最も注目されているのはHTML5ですが、個人的に一押しなのは、LOD(Linked Open Data、読み:エルオーディー)です。

LODとは、つながりがはっきり分かり、自由に利用可能なデータのことを言います。昨年の震災時、さまざまな情報の迅速な公開が求められましたが、実際出てきたデータは、紙のデータをスキャンした画像データなどであり、グラフ化したり、地図にマッピングしたり、非常に使いにくいものでした。LODによるデータ公開の場合、コンピュータでの処理が非常に容易であるため、すばやくいろいろなニーズにこたえるアプリケーションを作成、公開されることが期待できます。

特に、行政など公共性の高いデータは、広く一般の市民に分かりやすく公開されるべきものなので、このLODを使ったオープンガバメント(開かれた政府)になることが求められています。LODでのデータ公開の本命はRDFというあらゆるものを厳密に定義するフォーマットがありますが、まだ広く使われるにいたっていません。なので、将来RDF化することも見越して、まずはシンプルなXMLでの公開からのスタートが現実的です。

世界の事例としては、1,000近いデータを公開し、総額5万ドルの賞金をかけたコンテストを行っているニューヨーク市や、同じくデータ公開に積極的なシリコンバレーも近いサンフランシスコ市、また、オープンなデータのライセンスを決め、データの公開だけでなくそれを使ったアプリケーションの開発を行うイギリスの取り組みなどがあります。

日本においては、経済産業省によるオープンガバメントラボという実証実験サイトがオープンしましたが、ほとんどといっていい程進んでいません。関連する報告書を見たところ、どのような形式で公開すべきかや、単なるデータの公開だけでなく、広く利用してもらうためのアプリケーションをどう準備するかなどに、時間をかけているようですが、今、すぐに、生のデータを公開すべき、です(RAW DATA NOW!)。データさえあればアプリは誰かがなんとかしますし、形式がおかしくても、変換は簡単にできます。

気象庁が持つデータ、つまり、天気予報などのXMLによるデータの公開が議論され、仕様まで作られているにも関わらず、なぜか公開に至っていないなど、見えない壁があるようです。国民に限らず、日本に関連するすべての人の安心安全な生活に直結するデータなので、この公開は非常に大きな一歩になるので、ぜひ進めていただきたい!

と、希望の言っているばかりではしょうがないので、今すぐに始められることから始めています。地元の自治体、鯖江市にデータのオープン化の提案に行き、ついにその鯖江市オープンガバメント化が進みだしました。まずは手軽な市が管理するトイレ情報、続いて、鯖江市民から募った観光情報、避難所、AED設置場所が、シンプルなXMLと、ライセンスが明確で一般的で分かりやすいCC(クリエイティブコモンズ)がうれしいです。これら公開されたデータを使ったアプリもいくつか作って公開していますが、早速オープンガバメントに関心ある人たちにTwitter/Facebook経由で伝わり、さまざまな有益なフィードバックや、感謝の声を聞くことができました。

オープンガバメント、まずは小さな一歩で構わないのです。興味あるデータがあれば、ぜひ使って何か作ってみてください。私の作ったオープンガバメント系のアプリは、ライセンスをCCにしているので、どうぞコピーして使ってください。みんなでオープンガバメントを広げましょう。オープンガバメントの推進に一番大事なのは、市民ひとりひとりの行政への関心です。まずは身近な地元からオープンガバメント化、進めましょう!

参考)
tim lod ティム・バーナーズ=リーが示す次のウェブ | Video on TED.com
海外におけるオープン・ガバメントの取り組み
英国政府、新ポータルGov.ukをクラウド、アジャイル、Rubyで開発。ソースはGithubで公開 - Publickey
DataSF - Liberating City Data
NYC BigApps 3.0
NYC Open Data
「データシティ鯖江」のご提案!!。|『さばえ.jp』百さんのブログです
福井県鯖江市>Dataシティさばえ(XML化の推進)

オープンガバメント、Dataシティさばえ(XML化の推進を受け作成したアプリ)
鯖江トイレマップ
鯖江トイレナビ
鯖江観光ナビ
鯖江AED
横浜観光ナビ
オープンガバメントラボ、アイデアボックスビューワ

2012年、今年のテーマは一日一創(いちにちいっそう/CED/Create Every Day)としました。
「毎日クリエイトし発表する」という意味です。
創造と伝達を小さくても何でもいいからやる、というルールです。
きっと継続は力なり!

今週も1週間を過ぎ、7つの創造を行いました。
1/1 ced - 一日一創を実行するためのカレンダーです
1/2 monodots - 8x8のドットで絵を描き共有できるお気軽一日一創に
1/3 monoslide - 大好きな二進数をもっと多くの人に触れてもらおうと作成
1/4 happysrch - 辛と幸って漢字似すぎ、Facebookアプリの実験に
1/5 timeter - 時間、大事!電池メーター風に今日と今年の残量を表示
1/6 solobin - 二進数シリーズ第二段、そろばん+バイナリー=ソロビン
1/7 prefshare - 日本全国個性豊かで楽しいのでその基盤づくりにサービス化

このペースで今年あと、359個の何かができるはず!
今年もよろしくお願いします。

スマートフォンとクラウドの未来 ~スマートフォン/クラウドセミナー&交流会~
という、ふくい産業支援センターで行われるイベントに、なんと日本Androidの会会長&Cloud研究会代表、丸山さんがいらっしゃいます!

震災からの復興においても、ITへの期待が大きく高まる中、スマホの急速な普及と、それを支えるクラウド技術が注目が集まっています。スマートフォンやクラウドは私たちの暮らしをどう変えていくのか?どのように付き合っていけば良いのか?完全な答はもちろん誰にも分かりませんが、熱い思いを持つ人が集まって、みんなで作っていくことはできます。

私も日本Androidの会、福井支部長として講演します。
未来作りしましょう!

スマートフォンとクラウドの未来 ~スマートフォン/クラウドセミナー&交流会~

写真用のファイルは長年JPEGが使われていますが、次世代の取り組みがあります。
それがGoogleが推進するWebP。ウェッピーと読むようです。

WebPへの要望、3つ
1. 透過に対応(重ね処理に必須、表現力大幅向上)
2. Javaなど各言語用のデコーダーエンコーダー充実(対応ソフト拡大必須)
3. 名前変更w(かっこよくて親しみやすいもの大事)
・・・サイズが39%下がりますだけでは弱い

サーバでWebP対応ブラウザかどうか判断して、JPEGの代わりにWebP返すとかいいかもしれないけど、サーバでの容量が39%増えてしまうことに・・・。
ぜひ、透過対応して、丸い写真とか、背景になじむ写真がWeb上で簡単に実現できるようにしてほしい!

[参考]Googleの画像フォーマットWebPはJPEGよりも軽くて鮮明 - TechCrunch

将来、HTML5がベースとなるウェブの世界においてePUBという電子書籍のフォーマットは必要なくなるでしょう。ただ、その移行期においてePUBはウェブにおけるコンテンツの多様性を増やすという、重要な役割を果たします。つまり、ePUBは新しいウェブの世界の先取りなのです。

電子書籍ウェブ書籍
速さ(読書)×
速さ(入手)×
お金払う×
市場×

電子書籍の良さは2点、速さと本と同じ価値観です。

まず速さとは、電子書籍はまとまった知恵をすばやく共有できることです。iPadで読む本は、まさに普通の本をめくる以上にストレスなく読み進めることができ、本が届くのを待つ必要がありません。現在主流のウェブは、1ページ毎にサーバーから取得するため、連続して長文を読むのに適していません。

次に、価値観とは、書店で本を1冊1,500円などで購入するように、その文章そのものに多くの人が価値を感じ、対価を支払うという習慣ができあがっており、音楽がダウンロードで売れたように、書籍もオンラインで売れるであろうという認識があります。有料会員制のウェブは昔からありますが、このページは30円ですなど、本を買うようにウェブを見る習慣はありません。

つまり、電子書籍によって、いままでオンラインで得られなかった価値が、得られるようになります。Kindleや、iPadなど電子書籍に向いた端末と、HTMLとCSSというウェブの技術を使った世界標準の電子書籍フォーマットePUBの登場によって、その動きが本格化しようとしています。

端末の普及度合い、既存の出版とのバランス、優れた課金方法の欠如など、電子書籍にまつわる課題はありますが、電子書籍への流れは不可逆なものです。出版の敷居が一気に下がる電子出版は、まさに21世紀型の活版です。だれもが対等に情報発信ができる世界中にひとつの舞台「One Web」を活用していきましょう。

jig.jpからの国内向け初のスマートフォンサービス「ツイパブ(β)」は、HTML5によるウェブアプリケーションによって電子書籍ePUBコンテンツをすばやく閲覧し、その売り場へのスムーズな誘導をTwitterによって促すサービスです。Dropboxとの連携によって出版も簡単なので、ぜひみなさんの知恵、ご共有ください!


http://twepub.jp/

手軽に使えるWebAPI、Google Chart APIにあるQRコード作成を紹介。
自動生成するのも簡単なので、いろいろ使ってみましょう。

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