2015-12-17
料理はものづくり。レシピはプログラム。

料理の楽しさは、レシピというプログラムを実行するハードウェア(CPU)の気持ちになれること。 自分がレシピを考える料理は、ソフトウェアをつくりながらハードウェアをつくるような気分でもっと楽しい。

失敗すると使えない(=食べられない)モノができあがる点は電子工作も料理も一緒なのに、もったいない気分が電子工作より圧倒的に強いのが料理特有のリスク。 心を鬼にして廃棄するのがシェフへの第一歩だったかも。

本格シェフにはならないとしても、アジャイルでラピッドな料理を楽しむ方法があった。 それが「カレー」。 カレー粉を入れるとどんな料理でもカレーにしてくれるワイルドカード。 しかも、みんなが喜ぶ魔法の料理。

めがね会館、jig.jp鯖江本店にて、不定期に企画・開発・提供されるカレー、名づけて「jigカレー」。 料理には、おいしいという利用者目線と、手軽という作り手目線と視点が2つある。 自社開発自社消費、利用者=作り手となる「jigカレー」は、味は二の次、作りやすさを最優先!

jigカレー レシピ(CC0)

12:00 お昼休み開始、jigカレーをつくろう!(8人前くらい、この時点で準備0)
12:03 鍋に水を入れてお湯を沸かす(出力弱いIHしかないのでボトルネックがここ!)

12:04 買い物にいく(車で1分の場所にスーパーがあってラッキー)
12:12 カレー、肉、その他食材を購入
カレー:ルーより粉やペーストを
肉:小間切れ、しゃぶしゃぶ用など、火の通りが早いもの、牛が安心かも
その他食材:カット済み野菜、調理済みの豚汁の具、惣菜、サラダなど、包丁を使わずに済むものを選択!

12:20 トラブル発生、水を入れすぎ、お湯が湧いてない(大きな鍋、半分くらいが適量)
12:23 まずは肉をゆでる

12:25 その他食材をすべて投入
12:29 最後にカレーを投入(ルーより溶けやすい粉便利!複数混ぜるとおいしいので、今回は3種類)

12:34 完成!(料理時間34分)

煮え立てのためか、いまいちおいしそうに見えない・・・


参加者全員、おかわりするほど食べてくれましたが、やっぱり作りすぎ。 でも、この日の夜にも活躍できて結果オーライ。 翌日のお昼ごはんを見越して多めに作るのもありです!

ポイントは2点、沸かす水の量と、買い物。
「jigカレー」はパブリックドメインなオープンソース料理、どうぞ自由にカスタマイズしてください!

Let's Create Curry!!

関連リンク
- easycake - 2012年一日一創の作品、フライパンカステラの論理的なレシピ
- 電子工作して分かった料理という「ものづくり」の楽しさ - ものづくりから料理への気付き
- 福井県レシピオープンデータを使った「ふるさとレシピ」 - オープンデータと料理の相性の良さ
- Let's Make Japanese Curry! - Album on Imgur - 日本カレーを紹介するサイト
- カレー部 - メンバー6,866人のFacebook公開グループ

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