2014-10-26
オープンデータやIoTなど、ITを使った豊かな社会の創り手を増やそうと PCN (プログラミング クラブ ネットワーク) によって企画した「こどもプロコン2014夏」。小学生による力作が届いた、公開審査会&表彰式。デモと、プログラムのプレゼンテーション審査を行い、初代チャンピオンに輝いたのは、小学5年生の永宮正陽くん。宇宙船に乗って惑星を避けながら地球まで帰るオリジナルゲーム「☆スペーストラベル☆」。


乱数による惑星出現、キー入力による宇宙船の移動と移動範囲の制限、衝突判定、クリア判定、スコア計算。ゲームのロジックをプログラミングで表現する力、しっかり自分の物にしています。


ゲーム画面、地球までの距離が表示され、上から来る惑星をカーソルキーで避けます。


最優秀賞の副賞として、スポンサーいただいたマルツさんより「子供の科学部品セット」、PCNより「ダンブンとゲーム作り ゲーム6本セット」「こどもパソコン IchigoJam」をプレゼント。


激戦の小学生高学年の部、タブレットのプログラミング体験環境「progrun」を使った作品「インベーダーギャラクシー4 by 山岸達也(小5)」は、プログラムでかっこよくデザインされたキャラと宇宙の背景が美しい。


同じくprogrunを使った小学生高学年の部「ジャンプ!ジャンプ!!ジャンプ!!! by 北川拓人(小5)」。種類の変わるブロックを避けながらゴールを目指す。


小学校低学年部門、最優秀賞「むげんにおわらないゲーム by 松田康然」。絶対拾えないパンを求めてさまよい続ける哲学的なゲームとなっている。ベースとなるゲームを改造して、自分なりの世界観を表現できるプログラミングの自由さが表れる。


こどもプロコンPCNデジタル金メダルをかけて、記念撮影。


IchigoJam周辺機器としても使えるメダル化にした「マトリックスLEDバッジ」」。IchigoJamとつないで、オリジナルバッジをプログラミングでつくるワークショップを実施(16進数を使うテスト / progrun)。正陽くんの要望を受けて、LOCATE命令の省略形LOCに対応するバージョンアップを施した、IchigoJam 0.8.8 をその場で書き込んでプレゼント。こども達の成長、楽しみです!


「PCNこどもプロコン2014夏 結果発表」
受賞作品の動画も紹介!

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