jigブラウザ発表当初、フルブラウザが既存の携帯業界の収益モデルを崩すのではないかという話題がありました。ただ、携帯キャリアの収益源の多くは通信量・通話料であったり、携帯コンテンツのメインは、フルブラウザと関係のない着メロ、ゲームであり、それほどインパクトの大きいものではありません。
むしろ、こうして発表から10ヶ月近く経っても話題になるのは、フルブラウザがもたらす「あって当たり前の便利さ」を人々が求めていたからではないかと思います。
今までの携帯電話では、インターネットに接続しているとはいえ、閲覧できる情報が圧倒的に少ない携帯サイトに限られていたため、いわゆるインターネットが使える端末として見られてきませんでした。肌身離さず持っている携帯電話は、パソコンより利用可能シーンが多く、パソコン=インターネットに慣れたユーザは、それをいつでもどこでも使いたいと思うのは自然なことだと思います。
フルブラウザの浸透によって、携帯電話がインターネット端末として使えるものという認識が広がり、インターネットの利用頻度・時間が増えることは、すべての業界においてプラスであると思っています。インターネットは、より多くの人が使えば使うほど、市場規模が拡大し、より便利な新しいサービスが次々生まれてくるはずです。jigブラウザがそれに少しでも貢献できたとしたら、そんなうれしいことはありません。
フルブラウザ戦争が勃発--デファクトを狙うアプリ事業者の戦い - CNET Japan
http://japan.cnet.com/special/story/0,2000050158,20085048,00.htm
2005-07-14
Fri Night