2008-01-23
ITの世界では、何かの手順のことをよく、アルゴリズムと呼びます。

アルゴリズムという単語は、NHKのピタゴラスイッチの1コーナー「アルゴリズム体操」でご存知の方が増えているかもしれません。

アルゴリズム体操では、一人一人が独立してある手順に沿って一人ずつ一手順ずつずらして動くことで、近接した隣の人とぶつかることなく、動き続けることができるという、人によるからくり時計を見るようなおもしろさがあります。

この番組では、毎回いろんな職業の人が参加していますが、どんな人でも、近接する人とぶつからずに体操し続けるという難問を、簡単なアルゴリズム(=手順)に従って動くだけであっさり解決しています。

普段の生活でも、アルゴリズムを見る機会は結構あります。機械の取扱説明書、アルバイトのマニュアル、業務フロー、料理のレシピ、ダンスのステップなど、これらはすべて手順を表したもので、アルゴリズムなのです。

ITの世界において、アルゴリズムはすごく重要です。なぜなら、コンピュータのソフトウェアとは、アルゴリズムをコンピュータに分かる言葉、プログラミング言語で表現したものだからです。このプログラミング言語を使ってアルゴリズムを書くことをプログラミングと呼びます。

コンピュータのソフトウェアは、大きく次の2つの手順、まずアルゴリズム(=手順)を考え、そしてそれをプログラミング言語で表現することで作ります。プログラミング言語は、C/C++/Java/VB/Ruby/JavaScriptなど、いろいろありますが、アルゴリズムはどの言語でも共通です。

実はプログラミング言語はいろいろあっても、どれも基本的な構造は似たようなものなので、アルゴリズムさえ習得してしまえば、どんな言語でもソフトウェア作りができるようになります。

「人が考えるアルゴリズムを、融通の利かないコンピュータにでも分かるアルゴリズムに変えること」これが、ソフトウェア作りの本質です。
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