2015-05-11
香川県のオープンデータスタート、そして、先月スタートしていた宮城県石巻市のオープンデータも追加し、151都市となった日本のオープンデータ都市。エリア別に分けようと区分を探したところ広域地方計画区域というものを発見。首都圏や、近畿圏など8つのエリアに北海道と沖縄以外がまとめられている。odpのSPARQL Endpointを使って、都市数を10の区域別にカウントして図にしたのがこちら。


日本のオープンデータ都市、エリア別

この区分毎に国土計画が策定されて、日本の交通網など、生活を支えるインフラができていっている様子。
インターネットでみる国土計画|国土交通省

北陸圏を見ると、ちょうど「新たな「北陸圏広域地方計画(案)」のポイント」が議論中。「新・北陸」を唄う2大ビジョンとして、「(1)どこよりも輝き、 幸せな暮らしが 実現できる新・北陸」「(2)日本海・太平洋 2面活用型国土 形成を牽引する新・北陸」と将来像が示されている。

1)東日本大震災における日本海国土軸の活躍
・サプライチェーンの代替機能として北陸の工業生産が増加。
2)外国人旅行者の誘客
・2014年に訪日外客数が1000万人を突破。東アジアからの訪日外客が増加。
3)太平洋側の大規模災害リスク
・首都直下地震、南海トラフ地震の発生確率が両方とも30年以内に70%程度。
4)国土強靱化基本計画
・多重性・代替性を高めるための日本海側と太平洋側の連携。
5)国土のグランドデザイン2050
・多重性と代替性を高める日本海側と太平洋側の連携を図る国土づくり。航路としての日本海側の重要性。
6)インフラ長寿命化計画
・ライフライン等のインフラが老朽化。将来にわたる必要なインフラ機能の発揮に向けた取組が必要。
7)東京一極集中からの脱却
・人口減少からの早期脱却に向けて、若年層を中心とした東京への一極集中を是正。
8)2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催
・訪日外国人旅行者数拡大の強力な追い風であり、この千載一遇の開催効果を北陸圏にも波及。
(「新たな「北陸圏広域地方計画(案)」のポイント」より)

各エリア毎の将来像を比較検討し、住む場所を考えてみるのも楽しそう。
一番イケてるエリアはどこ!?

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