2015-12-12
ふくいソフトウェアコンペティション2015の結果発表&表彰式がありました。
このコンテスト、福井高専学生時代に一度応募し受賞したこともある思い出深い福井のローカルコンテスト。
今回はプログラミングクラブネットワーク(PCN)から協賛賞をプレゼント!


選出したのはスマホの握り具合で個人認証するというナイス発想の「Authentic GRASP」をつくった、福井大学 小沼遼さん!
圧力センサーをArduinoでたばね、スマホと接続して実装。


PCN、鯖江クラブの小中学生チームも企業賞を2つも獲得!来年もがんばって!


受賞したみなさんおめでとうございました!大賞作品もなかなか見応えあっていい感じです!
今回参加した人もしなかった人も、ぜひ来年もぜひ挑戦してください!


プラットフォーム不問のふくいソフトウェアコンペティション、来年の応募増に向けたIchigoJamハンズオン講座!
PCN賞の圧力センサーつながりで、会津若松のFaBoからモニターさせてもらっているFaBo圧力センサーモジュールを使ったかんたんなゲームをつくってみましょう。


IchigoJamに、FaBo IchigoJam Shieldを装着!
圧力センサーモジュールをBTN部分接続します。向きが逆には刺さらないようになっていてわかりやすい!

10 ?ANA():WAIT 10:GOTO 10

フィルムを指で押すことで値が変わることを確認します。離すと1023、最大限押すと0になりますね。
キャラクターを圧力によって上下させてみます。

10 CLS 20 Y=23*ANA()/1023 30 LC 0,Y:?CHR$(5); 40 GOTO 10

20行で0-1023までの数値を0-23までに数値に変換し、位置を指定して人キャラクターを表示。
次に、洞窟を表示します。

15 H=10:W=22-H 40 FOR I=0 TO W:LC30,I:?CHR$(1);:NEXT 50 FOR I=W+H TO 23:LC30,I:?CHR$(1);:NEXT 60 WAIT 2:SCROLL LEFT 70 GOTO 20

Hは洞窟の広さ、Wは洞窟が始まる高さです。
とりあえずずっとまっすぐな洞窟ができますが、当たっても平気です。

65 IF SCR(0,Y) END

SCRコマンドで当たり判定をつくって、当たったらゲームオーバーができました。

35 W=W+RND(3)-1:IF W<0 W=0 ELSE IF W>22-H W=22-H

洞窟をランダムに動かします。はみでそうならはみださないようにはIFコマンドで!

16 S=0 65 IF SCR(0,Y) BEEP 20,20:?:?S:END 67 S=S+1

スコアをつければゲームになります! BEEPでゲームオーバー音もつけました、ブザーモジュールをSOUNDに接続してください。

68 IF S%40=0 BEEP:H=H-1

慣れちゃうとずっと続いてしまうので、40コ進む毎に洞窟を狭くしてみます。

10 CLS 15 H=10:W=22-H 16 S=0 20 Y=23*ANA()/1023 30 LC 0,Y:?CHR$(5); 35 W=W+RND(3)-1:IF W<0 W=0 ELSE IF W>22-H W=22-H 40 FOR I=0 TO W:LC30,I:?CHR$(1);:NEXT 50 FOR I=W+H TO 23:LC30,I:?CHR$(1);:NEXT 60 WAIT 2:SCROLL LEFT 65 IF SCR(0,Y) BEEP 20,20:?:?S:END 67 S=S+1 68 IF S%40=0 BEEP:H=H-1 70 GOTO 20

プログラムの全文です。いろいろ改造して楽しんでください!

(おまけ)IchigoJam1.1なら、LEDモジュールをOUT2に接続して、明るさを圧力連動で変えられます。

25 PWM2,23-Y,23

はんだづけや、ひとつずつ仕様書を見て使い方を調べなくても気軽に使えるFaBoモジュールで、電子工作とプログラミングの敷居がぐっと下がりそうです。 来年のふくいソフトウェアコンペティションでは小中学生から高校高専大学生まで、更にハイレベルな争いが楽しめそう!

FaBo、発売楽しみです!

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