プログラミングに興味を持ってもらった小学生2年生~5年生の子と親の方、8組にご参加いただきました。
まずは、どんどん生活に欠かせない存在になっていくコンピュータとプログラミングの関係について軽く話をしました。コンピュータはハードとソフトに分かれています・・・と硬くなってしまいそうでしたが、DSの本体とソフトの例でしっくり来たようでした。このソフトを作ることをプログラミングと言います!っということで、早速プログラミングをやってもらいます。
こちらが今回用意した、iPad上で動くプログラング環境"progrun(プログラン)"です。左側はソフトキーボードとプログラムを書く画面、右側はそのゲーム機風の実行画面になっています。名前の由来となっている、プログラミングすると同時に動く(ラン)ので、何をするとどうなるのかが直感的に分かるようになっています。
まずは四角を描いてみよう!と”rect(10,10,10,10)”と入力してもらいます。アルファベットは小学生では習っていなかったりしますが、ソフトキーボードから同じ形を探してひとつずつ選ぶだけなので、意外となんとかなります。書いた瞬間、右側の画面に黒い四角が現れます。ここで、小歓喜。
続いて、色を変えてみます。カーソルを動かし、改行マーク「R」を押し、”color(12)”と入力すると、四角が赤く変わります。色番号は0から15まであるので、好きな色にしてみましょうと小課題を出し、この間にそれぞれの進み具合を見て回ります。
その後、座標という概念をなんとなく説明した後、四角を描く4つの数字をいろいろと変更してもらったり、四角を増やしてもらったりして、鳴れてきたあたりで、新コマンド”circle(25,25,10)”登場。実はこの環境では、四角と丸しか描けません。ただそれだけでも結構遊べます。というか、人間、制限があったほうが燃えるのです。
思い思いの形と色でプログラミングによるお絵かきをしてもらった後、素敵なおまじないを紹介します。”color(t%16)”これで色がきらきらと変わります。さらに”rect(t%50,10,10,10)”で、四角が動き出します。tというのは、100ミリ秒毎に自動的に増える”変数”というものですが、あまりややこしいことは今回は抜きです。
なんとなく楽しくなってきたあたりで、右側の「?」マークを押すと、いろんなサンプルがあるよと促すと、「くま」だったり「車」だったりを自分で入力して、動かして遊ぶ子や、自分の好きなものをひたすら地道に作る子など、多様な感じになります。
右側のゲーム機風なものは、実際上下左右のキーや、1ボタン2ボタンを使ってゲームっぽいものも作れるようになっています。サンプルはまたいろいろと追加していこうと思っています。
たんなんケーブルテレビの取材もあり��した。
最後は、みんなが思い思いに作ったものを発表してもらい、ミニハッカソン状態!(※ハッカソン=集中して開発するイベント、いい意味のハッキングマラソンより)。みんなそれぞれ個性的で良かったです!みんな「楽しかった」、「またやりたい」と言ってくれたのが何よりうれしかったです。ご参加いただいた方々、場を設定いただいた「夢みらい館・さばえ」の方、ありがとうございました!
この教材は、現在こちらにて公開中です。ご興味ある方、どうぞご体験ください。(まだいろいろと使いにくい部分がありますが、ご了承ください・・・)
子供用プログラミング開発環境「progrun」
手も汚れないし、材料もいらない、ものづくり、プログラミング。より多くの人に体験してもらえればと思っています。
ご興味ある方など、こちらのFacebookページ「こどもプログラミング教室」までぜひ!
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