2016-02-13
「さくらのIoT Platform」で、IchigoJam連携が発表されました。
モノがしゃべりだす準備:通信料込みで年5000円以下、さくらインターネットがIoTに本気出す - MONOist(モノイスト)

月額0円からのSIM通信カード「so-netの0 SIM」や、世界最小3Gモジュール「3GIM v2.0(NEO)」の発表もあり、いよいよ本格的なIoT時代の幕開けです!
一世代前ではありますが、同サイズの3GIMに0SIMを入れて、IchigoJam BASICからIoT実験してみました。

IchigoJamから3GIMを制御して定期通信する様子。


3GIMの電源(5:VCC_BAT/6:GND)は、3.6Vから4.2V、3.3Vや5VではNG。今回は、単3 eneloop x 3を使用。
1:PWR_ON/2:RXI/3:TXO/4:IO_REF/6:GNDとIchigoJamのOUT6/TXD/RXD/VCC/GNDを接続。

IchigoJamで通信速度をBPS9600と設定
UART0,1とシリアルで送信しないように設定
3GIMの電源を入れる(アンテナの接続は必須の様子)
20秒ほど待つと、画面に「Hello, I'm gw3g(Ver 2.0)」と表示される。
初回だけ、プロファイルと通信速度の設定をする(0SIMは5、他のSIMの場合などこちら参照)
UART3:?"$PS 5":UART0
続いて、
UART3:?"$YB 2400":UART0
と、通信速度を2400bpsに落とす(データ受信で間に合わなくなるため)
UART3:?"$YE 0":UART0
リセットすると、以降、通信速度2400bpsで立ち上がるようになる。
BPS2400
IchigoJamの通信速度を2400bpsに合わせておくと、再び「Hello, I'm gw3g(Ver 2.0)」が表示される。
一旦、3GIMのモジュールの電源を切り、下記のプログラムを入力

1 '3GIM 5 K=INKEY():IF K!=ASC(")") CONT 10 UART3:?"$WG http://ichigojam.net/temp/test3gim.html":UART0 20 K=INKEY():IF K!=ASC("k") CONT 30 CLK:?:OUT6,1 40 WAIT 60*10 50 OUT6,0 60 GOTO 5

RUNしてから、3GIMの電源を入れて待つと、定期的に通信するプログラムの動作確認ができる。
通信先を変更したり、WAITの間隔を空けたり、ver1.2から対応の省電力運用したりできる。

設定が非常に簡単で楽しい!
BASICでこどもIoT、おじいちゃんIoTが実現!!
課題は24,000円と、まだちょっと高い3Gシールド、広まればどんどん安くなるはず!

Tweet
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
本ブログの記事や写真は「Creative Commons — CC BY 4.0」の下に提供します。記事内で紹介するプログラムや作品は、それぞれに記載されたライセンスを参照ください。
CC BY / @taisukef / アイコン画像 / プロフィール画像 / 「一日一創」画像 / RSS