2016-04-20
政策会議「産業競争力会議」から、2020年から初等中等教育でのプログラミング教育の必修化と発表されました。
名目GDP600兆円に向けた成長戦略(次期「日本再興戦略」)【案】日本経済再生本部

2014年に「嫌いな人に教えてほしくない プログラミングは義務教育化できるか? PCNキックオフ講演会」の議論以降、 各地でのワークショップ開催、福井県内の小中学校でのクラブ活動での導入こどもプロコン、その後のスマホアプリ開発、ロボット制作へとステップアップする小中学生、教える人の層拡大を見てきました。

その体験から「コンピューターとは何か?プログラミングとは何か?」を子供たちが大好きなゲームやロボットづくりを通じて、全員が体感してもらう環境づくりの重要性と、その実現可能性が見えてきました。 オトナの人にも体験してもらっていますが、プログラミングの体験学習は驚くほど簡単です。


劇的に変化する現代、成長戦略の1つ「イノベーション創出・チャレンジ精神に溢れる人材の創出」に向け、文部科学省大臣提出資料(上記一部強調)には、下記のように段階的なプログラミング教育機会の提供が記載されています。

> ・発達の段階に即したプログラミング教育の必修化
> 小学校における体験的に学習する機会の確保
> 中学校におけるコンテンツに関するプログラミング学習
> 高等学校における情報科の共通必履修科目化
参考資料2 文部科学大臣提出資料日本経済再生本部内)

総務大臣提出資料にも言及があります。

> ・教育ICTの推進・IoT人材の育成
> 「教育クラウド・プラットフォーム」(いつでも、どこでも、どの端末でも、自分にあったデジタル教材を利用可能)
> 教育に利用可能なWiFi(教育拠点での整備を支援)※ 普及率:約24%
> プログラミング教育の普及(体験型の「全国キャラバン」に対する支援など)
※ IoT時代に求められる技術者の不足を踏まえた、新たな人材(ソフトウェア関連)の育成を支援。
600兆円経済実現に向けた総務省の主な取組 - 日本経済再生本部内)


「第4次産業革命に向けた人材育成総合イニシアティブ」~現状と課題①~ 文部科学省大臣参考資料より
数理・情報が第4次産業革命の鍵!IT最先端地シリコンバレー事情が参考になりそうです


「次世代の学校」 文部科学省大臣参考資料より
「社会に開かれた教育課程」の実現に向け官民が連携、いいですね!

> 全ての教科の課題発見・解決等のプロセスにおいて、各教科の特性に応じ、ICTを効果的に活用
この一文は大きい!かつて、高専授業でノートパソコンをフル活用したように、すべての子供がICTをフル活用して、来るべき新時代に向けた力をぐっと伸ばしてもらえればと思います。

下記、こどもパソコン用のデータに強くなる一環、最大値判断ゲーム for IchigoJamです。

10 N=5:M=3:T=0 20 FOR I=1 TO M 30 ?"Q";I:FOR J=0 TO N-1:[J]=RND(100):?[J];" ";:NEXT 40 CLT:INPUT "MAX?",A:T=T+TICK() 50 FOR J=0 TO N-1:IF [J]>A ?"NG!!":END ELSE NEXT 60 NEXT:?"TIME:";T/60

N(初期値5)コのランダムな2桁までの数から最大値をすばやく見つけて入力するゲーム。
M(初期値3)問連続して答えた合計タイム(秒)を競争してみよう。
いろいろ改造して、楽しいゲームにしてみよう。

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