2012-07-03
福井高専に入学した1年生の夏、函館で開催された第8回の高専プロコンに先輩と同僚と3人で競技部門に出場しました。当時は珍しかった画像キャプチャーボードを使って、一定時間内に壺の体積を測り精度を競うという競技でした。勝因は、計算までの工程をいくつかのプログラムで分離し補正可能としたことと、函館への夜行列車の中で作ったトラブル時用のバックアップ計算プログラムでした。結果は準優勝。優勝を逃した悔しさもありましたが、それ以上にプログラミングすること自体が楽しかった、いい思い出です。

プログラミングはプログラミング言語という言語を使うので、英語と同様、絶対的に使う時間が必要です。そのため、それを使い続けるモチベーションの維持が重要となります。高専プロコンはその点、全国の高専生が集い競い合う一台イベントなので、そこに向けての活動にも力が入る非常にいい機会になっています。ただし、出場できる人数には限りがあり、残念ながら書類選考の予選に落ちてしまうこともあり、せっかくの成長の機会を逃してしまうというもったいないケースもよく耳にしました。

そこで、その解決策の1つとして、今年からjig.jp主催のプロコンを開催することにしました。募集期間は予選の結果が決まった直後の7/2。応募締め切りはクリスマスイブまでと余裕があるので、予選に落ちて悔しい思いをした人も実際動くものを作って見返してやりましょう。また、高専プロコンで思った結果が出せなかった人も応募できます。通称、裏プロコンです。

また、地元、鯖江市では鯖江にちなんだローカルなプロコン(福井県鯖江市>スマートフォン等WEBアプリコンテスト)を開催していますが、プログラミングにおける地方予選のような存在も、モチベーションを維持しつつ、技術をステップアップさせていくために非常に有効だと思っています。

プロコンがきっかけとなり、高専パワーが地域を日本を世界を変えることを楽しみにしています!

全国高等専門学校プログラミングコンテスト - 第6回函館大会(1995) - 過去大会の記録 - ProconTop
【第1回】jig.jpアプリコンテスト2012 ~裏プロコンはじめます。~
福井県鯖江市>スマートフォン等WEBアプリコンテスト

Tweet
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
本ブログの記事や写真は「Creative Commons — CC BY 4.0」の下に提供します。記事内で紹介するプログラムや作品は、それぞれに記載されたライセンスを参照ください。
CC BY / @taisukef / アイコン画像 / プロフィール画像 / 「一日一創」画像 / RSS