引っ張るタイプのソレノイド、バネがついているのでピンに何かを通しておくと上に戻ります。
引っ張る動きを叩く運動に変えるための機構を3Dプリンタと、抵抗で作成。
サイズを測って、0.2mmほどマージンをとり、2mm厚でケースをつくって必要ない部分を削り、穴を空けたらできあがり。
3Dモデルデータはこちら「Pull Solenoide Shell by taisukef - Thingiverse」。
大人の科学の「エレクトリック・スチールドラム」を下から叩いてみました。
材料
- ソレノイド 6Vのとか 1つ
- ダイオード 1つ
- Nch MOS FET 2SKK4017 30円
- 電池ボックス 単3x4本とか
- ミニブレッドボード 1つ
- IchigoJam 1つ
- ジャンパー線 2本
- 抵抗 1kΩ 1本
つくりかた
1. MOS FET をブレッドボードに挿す(表、左からゲート、ドレイン、ソース)
2. 電池の+、ソレノイド(極性なし)、ドレインとつなぐ
3. ソレノイドと平行してダイオードをつなぐ(カソードが電池の+側)
4. ソースに電池の-をつなぐ
5. 抵抗1kΩをゲートとソースにつなぐ
6. ゲートにIchigoJamのOUT1からの線をつなぐ
7. ソースにIchigoJamのGNDからの線をつなぐ
8. IchigoJamと電池の電源をいれる
9. IchigoJamでOUT1,1で引っ張り、OUT1,0で戻る
10. 叩く機構をつくる(今回は3Dプリンターと抵抗)
11. 缶とかを叩く! Let's play music!
ソレノイド、プッシュ型があるともっと簡単にいろいろ叩いて遊べるはずです。
IchigoJamには標準でOUTが7つ(LEDはOUT7で制御可能)、IN4つをOUTに切り替えると最大11のソレノイドを操れます!わくわくしますねっ
(リレーも同じ回路で制御できます)
Hana道場では、福井県教育工学研究会のワークショップで、こどもIchigoJamの制作とプログラミング体験。
TK-80をつくったことがあり、BASICの著書もあるという、元福井高専の先生、ひさびさのはんだづけ&BASIC楽しんでいただけました!はじめてでも、ひさしぶりでも、何か創るってステキです。
(360度写真 at Hana道場)
参考リンク
- Hana道場イベント情報
- こどもパソコンIchigoJam (on Facebook / on Twitter)