2016-09-29
オープンデータ伝道師界で話題のオープンデータの国際指標。 現在の主な指標は3つ、Open Data BarometerGlobal Open Data IndexOURData Index。 それぞれ日本の最新の順位は、13位、31位、14位。加えて、アジアでの独自の指標を作ろうという動きがあります。(Asia Pacific Open Data Summit

商用も含む二次利用可能な良質なイラストで話題の「いらすとや」、活用につなげるポイントは十分な量と質の確保。 オープンデータでは、市場内のカバレッジと扱いやすさ(=オープンデータ星数)が該当します。 そこで、都道府県内の自治体x星数5を最大とした指標、Open Data Star Ratioを算出してみました。


オープンデータ県別星率 - Open Data Star Ratio
福井(66.6%)、石川(23.0%)、静岡(21.3%)、大阪(19.7%)、神奈川(17.4%)、富山(16.2%)、東京(15.8%)というランキングになりました。北陸3県がリード!

ただ、同時に算出した日本全体のOpen Data Star Ratioは、たった2.8%。 まだまだ県域、市域での個別の成功事例からの横展開が必要なフェーズです。 5つ星オープンデータの利点、鯖江で生まれたアプリ達静岡県島田市東京都品川区で使われています。 共通語彙基盤をベースとした5つ星オープンデータ(Linked RDF)を標準API SPARQLを使って作ったこれらWebアプリなども、商用利用可能なオープンソース(オープンアプリ)、どうぞご活用ください!


オープンデータ県
元気がでる数値でいうと、都道府県によるオープンデータ普及率は63.8%、30都道府県がすでにオープンデータに取り組み済み!

オープンデータは短期局地戦を積み重ねて戦う、グローバルな長期戦。
来月スペインで開催される「IODC16 - International Open Data Conference 2016」にも注目です!

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