商用も含む二次利用可能な良質なイラストで話題の「いらすとや」、活用につなげるポイントは十分な量と質の確保。 オープンデータでは、市場内のカバレッジと扱いやすさ(=オープンデータ星数)が該当します。 そこで、都道府県内の自治体x星数5を最大とした指標、Open Data Star Ratioを算出してみました。
「オープンデータ県別星率 - Open Data Star Ratio」
福井(66.6%)、石川(23.0%)、静岡(21.3%)、大阪(19.7%)、神奈川(17.4%)、富山(16.2%)、東京(15.8%)というランキングになりました。北陸3県がリード!
ただ、同時に算出した日本全体のOpen Data Star Ratioは、たった2.8%。 まだまだ県域、市域での個別の成功事例からの横展開が必要なフェーズです。 5つ星オープンデータの利点、鯖江で生まれたアプリ達が静岡県島田市、東京都品川区で使われています。 共通語彙基盤をベースとした5つ星オープンデータ(Linked RDF)を標準API SPARQLを使って作ったこれらWebアプリなども、商用利用可能なオープンソース(オープンアプリ)、どうぞご活用ください!
「オープンデータ県」
元気がでる数値でいうと、都道府県によるオープンデータ普及率は63.8%、30都道府県がすでにオープンデータに取り組み済み!
オープンデータは短期局地戦を積み重ねて戦う、グローバルな長期戦。
来月スペインで開催される「IODC16 - International Open Data Conference 2016」にも注目です!