橋梁オープンデータを使った橋マップの第二弾。
オープンデータになっているデータには橋の素材を示すデータがある。PCが85橋、RCが250橋、鋼が41橋、加えて、"鋼、RC"と2つ書かれた橋が1つ。 PCとは、プレスト・コンクリート橋を表し、最近の主流とのこと。 RCは鉄筋コンクリート、鋼は軽くできるらしい。 これらを色分けしたマップとしたものがこちら、橋マップ2。
「橋マップ2」地理院地図、IPC橋梁語彙、odp使用
色が暗いほどに古い橋、色の種類が橋の種類。
高度成長期、永久橋と呼ばれた、鋼やコンクリートでつくられた橋。
もちろん永久なんてことはなく、老朽化し、通行止めや通行規制になっている橋は全国に2,000箇所(2年前)。
しかも、その時点で5年で2倍になっているとのことで、身近な橋が突然通行止めになる確率は日に日に高まっていると言える。
「地方自治体の技術者の削減とあいまって点検すらままならないところも増えている」
(道路の老朽化対策の本格実施に関する提言(全文)より)
決して他人事ではない、笹子トンネルの事故。
点検の基本は目視、簡単な検査は誰でもはじめられる。
腐食、亀裂、ボルトの脱落、破断、ひびわれ、漏水、遊離石灰、鉄筋露出など、まずは近所のよく使う橋を散歩ついでに点検しよう!鯖江の方は、スマホアプリ「さばれぽ」を使って写真位置付きで、すばやく報告可能!
(公共土木施設の維持管理に関する研究委員会 報告書 1.橋梁点検(適切な橋梁定期点検方法の手引)より)
橋も体もデータに基づく予防医療を!