2016-10-25
人口減少中の日本、今まで作ってきたインフラをどう縮小するかは大きなテーマ。
鯖江の橋梁オープンデータを使って、橋を半分撤去しようシミュレーションゲーム風「橋こわし」を作成。

橋こわし - 国土地理院地図、odp橋梁オープンデータ使用、円の大きさ=橋の大きさ)

正解も得点も無いのでゲームではないですが、住んでいる人の気持ちも汲みつつ、将来のため、心を鬼にして橋を撤去してみてください。 人によって壊す橋はばらばらになるでしょう。 どうコンセンサスをとっていけばいいのか、皆で考えられる時代です。

道路や橋やトンネル、インフラの新設はすでに抑制が始まっています。 ただ、すでに作ってしまった維持管理にお金が必要。 仮に2010年の予算規模で抑えても、2037年には新設コストが0になり、それ以降は維持にかけるコストでマイナスとなる状況(下図IPCより)。 つまり、既存のインフラを減らすしかない。

(インフラ維持管理・更新費の増加 国土交通白書2012データをもとにイノベーション推進センター(IPC)作成)

橋梁オープンデータの5つ星オープンデータ用語彙をつくったIPC主催のソーシャル・イノベーション2016では、建設業界、金融業界の人と意見交換できました。 橋にネット接続IchigoJamをくっつけた、橋IoTもやってみたいですね! 行政に限らず、縦割りだった社会、どんどん横につなげていきましょう。 敵の出てこないスーパーマリオがおもしろくないのと同様、社会のピンチは大きなチャンスとやりがいでもあります。大きな成果につなげて、輸出しましょう!

攻める2市長、浜松市 鈴木市長と、鯖江市 牧野市長と!


IPC ソーシャル・イノベーション2016 〜自律共創社会への鼓動〜

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