2017-07-12
驚くことに日本国家は今、立ちすくんでしまっているらしい。

アメリカをモデルとしたカタパルト的高度成長の惰性飛行は終了し、自由落下が始まった現代。様々なほころびが覆い隠せなくなってきている。 小出しな救難信号は、経産省からのメッセージ「不安な個人、立ちすくむ国家」によって、ティッピングポイント(閾値)を超えた。

Code for Japan 代表 関さんにより、スピード開催となった立ちすくむ国家ワークショップにはなんと350名の応募!
経産省若手の資料「立ちすくむ国家」が異例の100万DL 政策化へ民間との意見交換始まる

本日、第二回目と開催となった「立ちすくむ国家ワークショップ」を取材し、さまざまな話題のオープンデータを作成しました。(途中なのでぜひ編集、ご協力を!)
立ちすくむ国家WSオープンデータCC BY 立ちすくむ国家WS


発表後の記念撮影!撮影 by iPhone7 パノラマからのトリミング(意外といける)

第二回立ちすくむ国家ワークショップ、発表一覧(発表順)


大きい家族をつくるには? あいさつからの信頼関係


官と公と民が担う境界 財政破綻ボードゲーム


古い交通システムを置きかえる 都会と地方は別課題


キャリア教育 キャリア教育のクックパッド


意欲がある人が発信する手段 発信する顔がみえる秩序ある掲示板


個人が不幸にならない、メディア・コミュニケーション 全員国会議員


官と民の間に存在すべきロールモデル みんな小林さん


地元の若者が地域に興味を持つために必要なこと 村長選にでる!


生活の中で公を担う方法は 自治会の範囲を広げて、課題別の活動をする


限界集落の高齢者が他地域と一緒に会社を立ち上げる よい店仕舞


意欲をあるひとをひきつけ、継続するためには? コアな人が突き抜ける、新陳代謝


やる気のある人にお金が集まる仕組み 失敗の容認

それぞれじっくり掘り下げていきたい各テーマ、うまく継続的にディスカッションする場を創るベースとして、オープンデータ、ぜひ活用ください。

ワークショップの進行レポート

経産省、今村さんによる講演「意欲と能力のある人が公を担う」グラレコ
1. ソーシャルインパクトボンド
2. 地域通貨
3. ローカルマネジメント法人
4. フューチャーセンター
高齢者の生きがい x 若者の関わり、キーですね!


第一回ディスカッション、スタート


今日話したいことを中心に、それぞれポストイットを貼っていきます。


メンバーをシャッフルして第二回目ディスカッション


議論は、発表資料にもなるこのテンプレートにまとめます


関さんのアクションプラン「省庁横断若手WS実施したい!」


アクションプランができたひと、多数!


CODE for JAPAN SUMMIT 2017、神戸で9/23-24開催!
テーマ「BORDERLESS」相乗効果ある良い出会いがきっとある!

EBPMでやってみよう!
ホットなキーワード「EBPM = (Evidence-Based Policy Making)」
証拠に基いて、政策を立案していきましょう、ということ。
いままで何を基に政策を作っていたのかは置いておいて、様々なデータをオープンデータとすることが決定し、目を背けたく鳴るようなショッキングなデータも含め、どんどんとオープンになってくるはずです。 さまざまなプランを、データに基づき、具体的なアクションとその結果を数値で追える形が作れると、一層この輪が広がるのではと期待しています。


ステキ会場、SENQ霞が関のスケジュールに発見「8/23 FUKUI x IT セミナー2017」
今年も世界最強の地方、福井・鯖江の魅力をじゃんじゃん語ります!お楽しみに!(昨年レポート

Tweet
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
本ブログの記事や写真は「Creative Commons — CC BY 4.0」の下に提供します。記事内で紹介するプログラムや作品は、それぞれに記載されたライセンスを参照ください。
CC BY / @taisukef / アイコン画像 / プロフィール画像 / 「一日一創」画像 / RSS