ポイントは、いずれもほとんど予算をかけていないこと。少子高齢化と多様化が進みますます難しくなる行政経営の中、同時に、厳しいコスト削減と効率化が求められる行政において、ゼロ予算で行えるITサービスの活用は必須です。ソーシャルサービスによって、行政と市民との距離がぐっと縮まりました。次は、より効率のよくきめ細かい行政サービスのために、オープンガバメントを進めましょう。
オープンガバメントは、21世紀の道路ともいえる、情報のインフラ整備です。道路のあるところサービスが生まれ、人が集まるように、今後は情報インフラが整ったところに新しいサービスと人が集まります。Webの生みの親、ティム・バーナーズ・リー氏が推進するイギリス政府によるオープンガバメントと、アメリカのdata.govが有名ですが、まだまだ日本としても追いつけるはずです。
データシティ鯖江、オープンデータの取り組み会津若松市、オープンデータトライアル流山市、そして、先日、石川県金沢市によるオープンデータが始まるなど、ここ1年程で4都市でスタートしました。
左は、金沢市のオープンデータをTSVからXMLに変換し、去年作った鯖江市内の近隣避難所へのナビを金沢市版「避難所ナビ(金沢編)」を作ってみました。開発時間はわずか20分。これがオープンデータの威力です。
さぁ、あなたの町でも「RAW DATA NOW!」