2018-01-04
IchigoJamには懐かしのBEEP音とPLAY文によるMML演奏が可能です。
ただ訳あってちょっと音痴です。

音痴な理由、2つ

1. 標準で付属しているサウンダーの周波数特性
音楽再生用じゃないので、与えた周波数通りには鳴りません。
別途エイリアンスピーカーなどに接続することである程度解消されます。

2. 元々音痴で鳴らしている
標準のオクターブ(O4)で、ドのシャープで1.2%、ファで2.2%ずれています。(* ver1.2から標準のオクターブはO3)
ディスプレイ表示用の水平同期信号を最低周期として使っているために、ちょうどいい周波数になっていないのです。
PWMコマンドやマシン語を使って、目的の周波数に合わせて鳴らすことで一応対策可能ですが、PanCakeや、FM音源や、MIDIなどでいい音につなぐのもいいですよ!

開発中のSTM32F0版IchigoJamでは、タイマーが豊富なので、PLAY文用にタイマーが使える見込みです!

きれいな440Hzが鳴っています!音域も低音O1から超音波に突入するO9まで拡げられそう。
LPC1114のハードウェア(CPU)によるタイマーはディスプレイ表示、2つはサーボ制御用PWMを優先させ、音痴で妥協していましたが、念願の音痴解消!?(ただし、理由1対策に、いいスピーカーは必要です)

音は波。
昔、MSXturboR標準ソフトで、音声を録音して、波形を見ていろいろいじって楽しかったことを思い出します。
音の正体とプログラム作曲 / はじめてのプログラミングその8

links
- IchigoJam電子工作パーツセット エイリアンスピーカー / ASP-JamP

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