2018-04-02
スマホの普及でキーボードを余り使わなかった大学生も社会人になったらタイピングは必須。
いつから習得しても遅くない、ブラインドタッチ。習得用のプログラムの新作です!

練習したのは随分前なので、どう覚えたかを覚えていないのが難点ですが、前回のプログラムに関して、IchigoJam-FANにてヒントいただきました!


教えてもらった書籍「2時間で成る! キーボードの達人、増田忠士著」によると、打ちやすい文字から2文字単位で染み込ませることがコツな様子。(増田さん米子高専の出身でした!)

打ちやすい文字で成功体験を積み重ねていく感じがいいですね。プログラムを組んでいきます。

10 S="SABAE" 20 CLS:LC0,9 30 ?STR$(S);

自分の名前でも、住んでる場所、好きな食べ物、何でもいいので短めなアルファベット、10行にセット。まずは単に表示するだけです。

100 C=0 110 LC C,9 120 IF SCR()=0 END 130 K=INKEY():IF K=0 CONT 140 IF K!=SCR() BEEP:GOTO130 150 ?" ":C=C+1:GOTO110

表示されている通りタイピングできたら一文字ずつ消えていき、間違えたら「ピッ」と音がでるようにします。

100 CLT:C=0 120 IF SCR()=0 GOTO 160 160 S=TICK()/30 170 ?:?120*C/S;"CHAR/MIN"

タイムをCLT/TICK()で測り、1分あたりの打てた文字数を計算して表示します。

180 IF INKEY()=0 CONT ELSE RUN

何度もRUNするのが面倒なので、何かキーを押したら自動的にRUNするプログラムを追加。
1単語だけでも超高速タイピングできるとかっこいいですね。

慣れてきたら、ちょっと長い文字にも挑戦してみましょう。

10 S="ICHIGOJAM LC IF SCR END INKEY CONT BEEP GOTO"

おや、1行目までしか進みませんね?110行のLCが9行固定になってしまっているからです

110 LC C%32,C/32+9

これで大丈夫!


キーボードを一切見ずに打つのがブラインドタッチ(=タッチタイプともいう)。
まずは、打ちやすい右手のホームポジションから練習しましょう。

キーボードの「J」の位置に突起があります。そこに右手の人差指をおいて、「KL;」に順に中指、薬指、小指を置きます。 他のキーを打つために動いてもその場所、ホーム(=家)に帰ります。だからホームポジション。

10 S="JJ JK JL J; KJ KK KL K; LJ LK LL L; ;J ;K ;L ;;" 40 CLS:LC12,7:?STR$(S)

2文字セットで、まずはホームポジションのキーから覚えましょう。
画面に表示された JKL; の並びで確認して、キーボードを見ないのが上達への近道!

覚えたら、徐々に2文字の組み合わせを広げていきます。(RUN on IchigoJam web
一つも間違わずに100CHAR/MINを超えたら、次いってみよー

2文字の組み合わせを自動的に生成するプログラムも活用ください!

10 S="HJKL;" 20 CLS:LC12,7:?STR$(S) 30 LC0,9:N=LEN(S) 40 FOR I=0 TO N*N-1 50 ?STR$(S+I/N,1); 60 ?STR$(S+I%N,1); 70 IF I<N*N-1 ?" "; 80 NEXT

PCNチャンネルに新登場!
[イマギッシュとプログラミングをやってみよう] 01 IchigoJamでなわとびさっちゃん - YouTube

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