2018-04-06
声でプログラミング第二弾、前回はMacだったのでラズパイゼロを使って、コンパクトになりました。

マイクに向かって「えるいーでぃーいち」と話すと、LEDをつけてくれます!
電源を入れてから1分で準備ができて、しゃべりかけるたびに、シリアル出力でIchigoJamに伝えます。
なので、キーボードは必要なし!


IchigoJamとラズパイゼロ(Raspberry Pi Zero)との接続は、5V/GND/TXD/RXDの4本
PanCakeや、MixJuiceのように、シリアル信号経由でいろいろなことをラズパイにしてもらえそうです。
I2Cも使いたいところですが、ラズパイにI2Cスレーブモードはないのかも??


ラズパイで使ったOSは、IchigoJam RPiも載っているOS一覧から、Raspbian Stretch Liteを選択。
IchigoJamと同様、画面の入出力はシリアルにも同時入出力されますが、raspi-configを使って「shellでは使わない、ハードウェアとしては使う」に設定変更。 あとは、前回同様、pyserialでラズパイのシリアルを表す /dev/ttyAMA0 に出力するようにすればOK!

IchigoJamでおなじみ小型モニターで使う場合、config.txt を下記のように設定するとなんとか読めます。

overscan_left=4 overscan_right=4 overscan_top=24 overscan_bottom=24 framebuffer_width=320 framebuffer_height=240

ネットワークがないラズパイゼロは、アプリのインストールがちょっと面倒ですが、Macと共有できるスペースを確保しておくと便利でした。

SDカードにRaspbianを書き込む

sudo dd bs=1m if=2018-03-13-raspbian-stretch-lite.img of=/dev/rdisk2

fdiskで余りの領域に、VFATのパーティションを作成する

sudo fdisk -e /dev/disk2 edit 3 [pid] C [start, size は、デフォルトでOK] write quit

diskutilでVFATパーティションをフォーマットする(16GB SDカードの場合、14G確保可能)

diskutil splitPartition /dev/disk2s3 1 "MS-DOS FAT32" "data" 14G

この領域にいろいろコピーしておくことで、ネットワークがなくてもなんとかなります。
ラズパイ上でマウントするコマンドは、こちら

mount /dev/mmcblk0p3 /data

パーミッションとかいろいろ面倒ですが、部品として使う場合、root(管理者権限)で全部やっちゃうと楽です

sudo passwd root

音声認識エンジン julius をラズパイ上でコンパイルして、前回の設定ファイルで動くように /etc/rc.local に起動スクリプトを書いて出来上がり。 動作速度が心配でしたが、前回のMacで試したときと体感的な差はなく、実用レベル!(長い文章認識だと違うかも)


ボストンクラブ新社屋(360度写真)にて、SWL(Sabae Wearable Laboratory)の第4回ミーティングがありました。
おみやげに、めがね会館で購入、お菓子なメガネ、サバエイトのちっちゃいパッケージ。
鯖江市×老舗お菓子メーカーフルタ製菓×仮面女子コラボ決定「サバエイトチョコ」!|日刊アイドル

ポストスマホの未来はメガネ、夢のようで、そうでもない話で、盛り上がります。
電脳メガネサミット、次回開催に向けて、いろいろネタを創りましょう!
電脳メガネサミット2018 in Tokyoの記事書き起こし - ログミー

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