2018-05-21
電源回路の奥深さに触れたネコゴハンマシン。苦手克服のために、共立電子のIchigoJam電子工作パーツセットサウンドレベルメータ」を解析、ユニバーサル基板での実装にチャレンジ。 aitendo大型マトリックス(8x8/I2C)と組み合わせて、なんとなく音量測定サウンドモニターはできました。

音の大きさをマトリックスLEDに表示します。


サウンドレベルメーターの音量検出部分、抵抗値やコンデンサの値を変えながらオシロスコープで観察。


使う部品を決めたので、次は、組み立て。IchigoJamのピン配置がかかれたaitendoのユニバーサル基板、便利!
抵抗 10kΩ、1MΩ、4.4kΩ
コンデンサ 0.1uF x 2
トランジスタ 2SD468
コンデンサマイク WM-61A相当
長ピンソケット 1x14 x2
ユニバーサル基板 P-JAM-EXT-U by aitendo新型基板サイズも


回路図から、ユニバーサル基板での配置を考える時に便利なツール、紙と鉛筆!
使うピンは、アナログ対応のIN2、VCC、GNDの3つだけ。


部品を順番にはんだづけしていきます


できあがったサウンドモニターボードの裏面。リード線をうまいこと使うと楽できます。


IchigoJamに耳が付いたので、「LEDつけて」と大きな声でお願いすると、LEDがつけられます。

10 IF ANA(2)<400 CONT 20 LED1


動画のサウンドモニターのプログラムはこんな感じ。

1 ?I2CW(#70,#21)+I2CW(#70,#81) 2 S=" SOUND MONITOR":FORJ=0TOLEN(S)-1:C=ASC(S+J):FORI=0TO7:[I]=PEEK(C*8+I):NEXT:?I2CW(#70,0,#800,16):WAIT15:NEXT 5 S=0:N=100:FORI=1TON:S=S+ANA(2):NEXT:V=S/N:?V 10 N=10:S=0:FORI=1TON:A=ABS(ANA(2)-V):S=S+(A-S)*(A-S>0):NEXT 20 B=(1<<(S/30))-1 25 FORI=0TO6:[7-I]=[6-I]:NEXT 30 [0]=B 40 ?I2CW(#70,0,#800,16) 50 GOTO10

1行、8x8マトリクスの初期化
2行、タイトル表示 SOUND MONITOR
5行で平均をとって0位置を計測
10行、10サンプルとって最大値を求める
20行、8x8マトリクスに合うように変換
25-30行、スクロール処理
40行、表示
50行、サンプル取得へ繰り返し


秋月電子の高感度マイクアンプキットは3ピン接続だけでお手軽ですが、電源のノイズを大きく拾ってしまうので、波形のきれいな単3電池を使うなど、一工夫いります。

電源、奥深い!


シリコンバレー在住、福井好きのホワイトハッカー、あみるを囲んで福井の未来の語り合い。福井の、日本の、世界のIT力、どんどん上げていきましょー!

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