では、正しさとは何でしょう?
「日本の自治体「信頼の一次情報」実現率」
SSLかつ.lg.jpドメインな自治体は、32.1%
見たり聞いたりしたことの正しいか?その出処、出典を当たることで、確認できます。
例えば、福井県庁が病床数を発表したと聞いたとします。福井県庁のサイトを見て、その数が確認できれば、正しいと言えます。(対策ダッシュボードは一次情報のみで更新しています)
でも、本当にそのウェブサイトは福井県庁のものでしょうか?偽物かもしれません。 真偽は表示しているURLで確認できます。福井県庁のドメイン(URLの一部)に「pref.fukui.lg.jp」とあります。この「.lg.jp」 は、日本の地方自治体を表すので大丈夫です。(地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン)
ただ、その情報は改ざんされたものかもしれません?ブラウザによって表示は異なりますが、URLやその付近を見て、http:// で始まっていたり、「not secure」「安全ではありません」などと表示されている場合、行政のサ��バーとお使いのブラウザの間の通信経路が暗号化されていないため、インターネットの経路上の誰かが改ざん可能な状態にあることを意味します。安易な信用は禁物です。
なんと、北海道庁はSSLに非対応。早急な対応が必要です。
もうひとつ、見ているブラウザ自体は安全でしょうか?出処の怪しいブラウザや、アプリ内ブラウザ、入れているプラグイン、入れているアプリによっては、手元のパソコンや、スマホ上での改ざんも有りえます。より信頼できるソフトを使い続けることが大切です。
「日本の都道府県と市区町村のサイト一覧」
なぜか国でもまとめていない全国地方自治体の公式ウェブサイト。上記、信頼できないドメインからの変更などのため、どんどんアドレスが変わっています。全国の新型コロナウイルス対策情報のまとめニーズもあり、市区町村全1916サイトを調べなおして更新しました。
「list of local government in Japan (日本の地方自治体一覧オープンデータ)」
調査したデータはもちろんオープンデータ。CSV/JSONでどなたでも自由に活用いただけます。
「日本カラム地図 - TabularMaps Japan」
オープンデータの活用例として、昨日開発の全国カラム地図から全自治体の公式ウェブサイトへ飛べるようにしてみました。
「日本の自治体「Webの安全」対策率」
SSLを使っている率、72.3%
「日本の自治体ドメインセンサス」
.lg.jpを使っている率、40.2%
オープンデータ化の取り組み、ご紹介いただきました。ひとつひとつ改善していきましょう。
「データ解析を民主化せよ 新型コロナで重み増す「オープンデータ」:日経ビジネス電子版」
「行政機関の「オープンデータ」活用は不十分、新型コロナ対策の足を引っ張る | 日経クロステック(xTECH)」
「プロデューサーシップのススメ #02 データシティ鯖江から始まったウェブ新時代|PLANETS|note」