緯度経度は2つの小数で表すので扱うのが少し面倒です。その解決、位置をコード化する Geo3x3(ジオスリーバイスリー)。 2012年に考案し、2013年にCC BYへとライセンスを変更。 この度、webアプリや、Deno や Node.js で使いやすいよう整えて、ライセンスをCC0(パブリックドメイン)へと変更しました。
「Geo3x3:E5」
Geo3x3は、東経と西経に分かれる経度に合わせてEまたはWではじめ、そのエリア内を3x3の9分割した位置を1から9の数字で十分な細かさになるまで繰り返すというシンプルなアルゴリズムです。
例えば、ざっくり日本の位置を示すなら、E379でOK。福井県はE37924、鯖江市のめがね会館はE379219895244という感じです。
コードを長くするほどにメッシュが細かくなり、長さ20でのメッシュは2cm角にまでなるので緯度経度代わりにも使用可能です(例、E3792198952444375954)。
緯度経度は、2進法化すると正確性が失われますが、Geo3x3はその心配はありません。
緯度経度は、何桁までが有効なのかを別途記録しておく必要がありますが、Geo3x3は長さがそのまま精度となります。
Geo3x3のもうひとつのいいところは、コピペが簡単なところです。緯度と経度を逆にしてしまったり、区切りの文字をどうするかを考えることも必要ありません。
E37924
西経をマイナス表記で表記する数値としても扱えるよう変更した Geo3x3 ver 1.03
ご活用ください!(src on GitHub)