DenoでJavaScriptが楽しい!

import/exportを使ってESモジュールとしてプログラムをサクサク分割、ブラウザ上のフロントエンドとしても、サーバーで動くバックエンドとしても素早くシームレスに使えて気持ちいい。

フロントエンドもバックエンドもJavaScript。 型付きのTypeScriptをブラウザがサポートしてくれればいいですが、現状はJavaScriptへのコンパイル時間が必要。コードを書いて動くまでの間が嫌いなので、スピード重視のJavaScript派です。

楽するコツは、再利用。一度書いたコードは二度と書かない。ちょっとしたコードでも切り出して整理しておけば、URLインポートで簡単に使えます。

安心して使うために必要なのがテストコード。Deno 1.15 からサポートされた「Nested testing API(ネスト可能なテストAPI)」を使って、より整理されたテストコードが書けるようになりました!(まだ --unstable 扱い)

例えば、おなじみフィボナッチ数列を返す関数をシンプルに書きます。 export const fib = (n) => n <= 1 ? n : fib(n - 1) + fib(n - 2); ちゃんと動くかテストするコードを書いてみます。assertEqualsを使って、期待する結果かどうかチェックします。 import * as t from "https://deno.land/std/testing/asserts.ts"; import { fib } from "./fib.js"; Deno.test("fib simple", async (_t) => { await _t.step("fib 1", async () => { t.assertEquals(fib(1), 1); }); }); Deno.test("fib calc", async (_t) => { await _t.step("fib 2", async () => { t.assertEquals(fib(2), 1); }); await _t.step("fib 40", async () => { t.assertEquals(fib(40), 102334155); }); }); 今までの Deno.test に加えて、stepが加わわって、ネストしたテストができるようになりました!(deno test --unstable で動かします)

テストが通ることを確認し、fib(40)がM1 MacBookAirで1秒もかかってしまう問題を解決するとします。 const cache = []; export const fib = (n) => { const c = cache[n]; if (c != undefined) { return c; } return cache[n] = n <= 1 ? n : fib(n - 1) + fib(n - 2); }; テストが通ることと、速度が8msecにと100倍高速化したことが確認できます。

作ったコードに機能を追加したい時、今までの機能がちゃんと動くか心配になります。テストコードを書いておけば、その心配なくどんどんプログラムをきれいにできるわけです。


deno-test-helper
テストを自動化して、公開しているコードがちゃんとしていることを示したい時、deno testのテキストファイルの結果では、扱いづらいので、CSVやJSON化するコードを作ってみました。


CSV形式にすれば表計算ソフトで開けます。deno test --unstable をリダイレクトして使うコマンドライン用ツールです。下記のようにURLを直接していして起動できて便利です。

deno test --unstable example/fib.test.js | deno run https://code4fukui.github.io/deno-test-helper/test2csv.js


--json オプションで、JSON出力もOK。標準入出力のみを使うので、パーミッションが必要ありません。ファイルや通信などでいたずらすることができない Deno のセキュリティモデルのおかげで、URLでimportしても安心です。 (Node.js にはこのようなセキュリティモデルがないので、npm でインストールしたツールが何でもできてしまって怖いのです。最近のハイジャック例

便利なコマンドいろいろつくって公開しましょう!

links
- テスト駆動開発(TDD)で安心、JavaScriptプログラミング!Denoでwebアプリ開発編

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