2022-02-12
現行版のmacOS、Montereyの新機能、フォトグラメトリを実現するAPI「Object Capture」が手軽かつ強力でした!

晴天に恵まれた福井県大野市、ドローン撮影した天空の城としても有名、越前大野城が、サクッと3Dモデルに!写真から3Dモデルを生成する技術、フォトグラメトリ。専用のツールだったり、設定が大変そうで、ものすごく処理時間もかかるイメージでしたが、数分から数十分で意外ときれいにできあがりました。


大野城 - glb-viewer
かんたんフォトグラメトリの作り方。
1. M1かRAM16GB、macOS Monterey と、いろんな角度から撮った写真群を準備する
2. make-objectcapture コマンドを使って、写真群をUSDZ形式の3Dモデルにする
* 動画は ffmpeg を使って写真群に変換 (1秒1コマの例 ffmpeg -i movie.mp4 -vcodec mjpeg -r 1 %06d.jpg)

A-Frameで開ける3Dモデル形式、glbへの変換は、XcodeでUSDZを開き、一旦DAE(COLLADA)に変換して、COLLADA2GLTFを使って変換しました。


越前市役所 - glb-viewer
越前市役所もこの通り!Mac/iPhone/iPadであれば、USDZファイルで直接開くこともできます。


広角写真と、VRふくい用に360度写真、いずれもオープンデータです。出典 Code for FUKUI で自由にお使いください。

大野と言えば、夢助だんご

Tweet
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
本ブログの記事や写真は「Creative Commons — CC BY 4.0」の下に提供します。記事内で紹介するプログラムや作品は、それぞれに記載されたライセンスを参照ください。
CC BY / @taisukef / アイコン画像 / プロフィール画像 / 「一日一創」画像 / RSS