「備蓄ナビえちぜん」(src forked from 東京備蓄ナビ)
Code for FUKUI の多彩なメンバー、たんなん夢レディオ、福井高専、越前市役所、越前市 防災士の会、福井 伝統工芸アイドル さくらいと。
2011.3.11、東京に居たあの時。鳴り止まないスマホ緊急地震速報、未曾有の津波、混乱する交通を一晩やりすごし翌朝の電車で福井へ帰る。被害状況が明らかになっていくも、何かすぐに力になれることがなく感じた無力感。ケータイとスマホ(iPhone4時代とAndroid)が混在する時代、アプリでは他機種対応に手間がかかりすぎた。
一方、現Code for Japan、関さんによるプロジェクト「sinsai.info」は、オープンソースをベースとしたウェブアプリ。ウェブ技術から離れて久しく、戦力になれなかった。
「地震後4時間足らずでオープンした「sinsai.info」 | 日経クロステック(xTECH)」
リハビリ期間を経て、2012年、ウェブアプリを毎日創ることの決意し、「一日一創」をスタート。鯖江市による日本初のオープンデータなどを使ったアプリを100アプリほど作った。
スマホも十分に普及し、コロナによって一気に進んだデジタル化への機運、今こそシビックテックが活きる時。2021年、オープンソース活用を掲げた東京都と、地元福井の自治体、越前市の防災への想い、福井高専学生の力がつながり、リリースした「備蓄ナビえちぜん!
「東京備蓄ナビ」
こちらが元となった東京都によるオープンソースアプリ、東京備蓄ナビ。使用フレームワークは、Nuxt.js。静的サイト(SSR)として公開できます。
東京都副知事、宮坂さんからのビデオメッセージ!東京備蓄ナビリリース、1周年の日でもありました!
「【東京備蓄ナビ】いつか来る災害に備えよう 東京都のデジタルシフト最前線・インタビュー Vol.3|デジタルサービス推進部(東京都 公式)|note」
東京都で昨年度開発した防災備蓄ナビの仕組みを利活用して自治体の壁を越えて今日、越前市版の備蓄ナビがリリースされました。https://t.co/d4xVkKjFEL
— 宮坂学 Manabu Miyasaka (@miyasaka) March 11, 2022
「備蓄ナビえちぜん」src forked from 東京備蓄ナビ)
タイトルロゴは、福井高専学生による貢献!
使い方は簡単、シンプルな4つの質問に答えるだけ!まずは人数。
基本機能や、基本的なデータは東京備蓄ナビをそのまま利用。作成するのは差分だけ!
選んだ人数分だけ属性を選択。この画面は変更なし。
住まいの種類。
備蓄ナビえちぜんではデフォルトの選択を「戸建て」に変更。
ペットを飼っているかどうかを選択。
ずらっと、備蓄品リストが推奨量と合わせて表示されます。
備蓄ナビえちぜんではクリックしたものを消して必要なものだけへの絞り込み機能に対応。
福井高専でのワークショップで明らかになった雪国に必要な追加備蓄品、防寒具、スコップと、あったら良さそう、トランプとお酒をイラスト、中学2年生デザイナー、はなかによる貢献!
もっとこうすると便利!ここがおかしいかも?など、意見(Issues)・改良案(PR)、大歓迎です。
「code4fukui/fukui-bichiku-navi: 備蓄ナビえちぜん (forked 東京備蓄ナビ)」
地域で広がる"シビックテック" (NHKより)
- 備蓄品確認できる防災アプリ完成|NHK 福井県のニュース
- 必要な備蓄品が簡単にわかる 越前市が災害時「備蓄ナビ」アプリを導入【福井】