そこで今回ご紹介するのは、1ミリ秒単位で借りられるクラウドコンピューター「AWS Lambda(エー・ダブリュー・エス ラムダ)」。「料金」によると、1ミリ秒借りるのに0.0000000021ドル($1=120円換算で0.00000025円)というすごい値段。1回の呼び出しで10m秒かかるとして100万回使っても2.5円!1億回呼び出してやっと252円。更に、100万回/月までの無料枠。
お気に入りのJavaScriptランタイム、Denoを使って実際動かしてみましょう!
AWSのアカウントを作成して、ログインしたコンソールから、サービス AWS Lambda を検索して、開き、関数の作成。
日時を返す、datetime を関数名にして、ランタイムは後で設定するので、ユーザー独自を選択、アーキテクチャはDenoが対応している x86_64 のままにしておきます。(arm64対応してくれるとちょっと安くなるかも?)
詳細設定で、WebAPIとして呼び出せるように関数URLを有効化、認証はなし(NONE)、ドメインを超えて呼び出せるようにCORS設定します。
できた関数の下の方にある設定「レイヤーを追加」に、アップロードしたDenoのレイヤーのARNを設定して、追加。
hello.ts ファイルを作成して、Denoのプログラムを書いて、Deploy!
ウェブアプリから呼び出して使えるAPIができました!
安いとは言え、従量課金制なのでうっかり無限ループには注意しましょう。