デジタル庁、データ戦略統括、平本健二さんに講演に来ていただきました。
「デジタル庁の目指すデジタル社会の展望 - デジタル庁データ戦略統括 平本健二氏 - YouTube」
ようこそ福井、ようこそ鯖江。なんと、平本さん初来福!(通過を除く)
出会いは、遅くとも2016年6月、平本さんが手掛けた、IT室/経産省として5つ星オープンデータの要、共通語彙基盤です。鯖江市は横浜市と共に最もデータ連携しやすい、5つ星オープンデータをいちはやくスタート、活用してきたまちです。
(参考、広がるオープンデータをつなげる鍵、みんなでつくる共通語彙基盤(IMI))
デジタル庁がチャレンジする課題は、加速度的に変化する世界に対して、変わりづらい日本の制度とのギャップ。アナログでうまく回してしまっているが故に、デジタル化が難しいというジレンマに陥っている日本。
「目指している姿」
誰でもデータをストレスなく活用でき、デジタル技術が暮らしをサポートしてくれる社会。
行政や民間のさまざまな信頼できるオープンデータで、日本中の面倒・もったいない(=埋蔵金)を活用したいですね。
コロナによって一変した未来像、機能が集積された都市から、分散した低炭素なサステナブルな社会へ。
我々北陸サイバーバレーとしては、デジタル田園都市国家(英語名、デジタル・ガーデン・シティー・ネイション)に最も近い県を目指します!
(参考、福井県長期ビジョンオープンデータ)
「政府相互運用性フレームワーク(GIF、ジー・アイ・エフ)」は、道路で言う規格や交通ルール。デタラメに走って渋滞や事故ばかり起きては安心できる社会にはなりません。データがスムーズに流れ、安心して必要なものが受け取るためのフレームワークづくりが進んでいます。ちょうど講演日、GIFに新たに具体的なデータモデルが追記されました。「政府」が作っているという意味で、官民個人、誰でも便利に活用できます。
(参考、政府データとの連携の要「GIF(IMI2)」のMarkdown化プロジェクトとDammアルゴリズム)
「IMI2/452-1-4-7-12_ガソリンスタンド・水素ステーション.csv - code4fukui/IMI2」
Code for FUKUIで進めるMarkdown化プロジェクト「GIF(IMI2)」に本日追加公開された2ファイルを追加。まずは、先日作ったシビックオープンデータ「水素ステーション」に適応すべく、「ガソリンスタンド・水素スタンド」のデータモデルを参照元と合わせてCSV化してみました。β版とのことで、見つけた課題や修正案は、GitHubのIssueとして記録しています。
(参考、シビックオープンデータとオープンソースで作る、水素ステーションマップ)
デジタルにより目指す姿、根っこにある信頼できるデータ流通、DFFT(Data Free Flow with Trust)。
(参考、信頼できるデータDFFT実現に向けて、Ed25519ライブラリ整備を進めよう)
「クイズ まちかちょうか? - q2.js」
本日の一日一創。政府の本気オープンデータ、住所や所在地をベース・レジストリとしてまとめた「アドレス・ベース・レジストリ」をカジュアルに活用したアプリです。市区町村の内、町を10件抜き出し、まちと呼ぶか、ちょうと呼ぶかを当てるクイズアプリです。もし呼んでいる名前と違ったら、その自治体へご連絡を。ベース・レジストリが更新されれば、このクイズの元データとしているので自動的に修正されます。データ戦略で実現される、ワンスオンリー!
「code4fukui/machiorcho: まちかちょうか、ちょうかまちか」
こちらシンプルなオープンソース。出題数を変えてみる、デザインを変えてみる、町に関する詳細情報を表示してみるなど、いろいろ遊んでみてください。
恐竜がいる福井駅をバックに平本さん with クリス。デジタル田園都市国家実現への強力な福井発の武器、信頼できるインターネット、Internet3を活用していきます!
(参考、福井から始まる信頼のインターネット、発足「Internet3 ユーザ会」 at サイバーフライデー)
平本さん、サイバーバレー、福井へのご来訪、ありがとうございました!
links
- デジタル庁の戦略について企業や自治体に理解深める講演会(NHKで放送&ウェブ掲載!)