2023-05-20
生成系AIを活用すると自分の苦手をある程度補えて便利です。音が得意なSONY Spresenseのサンプル「Sound Signal Processing Library for Spresenss」を見ていて、新しい楽器が創りたくなりました。でも、困るのは曲。そんな時AI作曲が便利かも。


「AI-BGM」

音源ライブラリ「smplr」をESモジュール化して、TensorFlow.jsを使った作曲プロジェクト「MusicVAE」による曲を鳴らすBGM生成アプリをつくりました。(TensorFlow.jsや、MagentaはESモジュール化できていません)

コンピューターで文字を扱うフォントがありますが、音楽を作るためのサウンドフォント(Sound Font)というものがありました。Windows 3.1時代に活躍した音源ボード、Sound Blaster辺りからの歴史ある技術。楽器の音のサンプリング(録音)のループ箇所などを指定し、エンベロープ(ADSR)や、音の高さを変更して鳴らす仕様とのこと。


「sf2synth.js test」
code4fukui/sf2synth.js forked from gree/sf2synth.js
サウンドフォント(sf2ファイル)が扱える10年前のプロジェクトを発見、ESモジュール化しました。 CC BYや、PUBLIC DOMAINなど、オープンデータなサウンドフォントもいろいろあって、活用できそうです!

楽器を持っている方は、オリジナルサウンドフォントを創って配布するのも楽しそう!

links
- SoundFont聞き比べコーナー - 諸熊の館「The gate」
- Free sound samples and soundfonts: lmemsm — LiveJournal
- Musical Artifacts | Libre resources for music making

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